ものづくり補助金平成26年度製造業神奈川県

盗難防止RFIDセキュリティゲートでの応答精度等を飛躍的に改善する新制御方法の開発

峰光電子株式会社

この事例のポイント

  • 既存の取引先から、ゲートの誤検知が多く、ゲート内にいても警報(ブザー)が鳴ってしまうという悩みが寄せられていた。
  • 当社のコア技術を生かし、店舗の万引き防止に使われるRFIDセキュリティゲートシステムを開発した。
  • ゲート内で誤って警報が鳴る問題を抑え、誤検知率を低下させたRFIDセキュリティゲートシステムを完成させた。

事業者のプロフィール

事業者名峰光電子株式会社
所在地神奈川県
業種情報通信機械器具製造業
技術分野情報処理,精密加工,測定計測

事業の背景

非接触で読み取れるRFIDは、アパレルメーカーなどで利用が広がっている。顧客の困りごとに耳を傾ける中で商機を見いだした。当社はアンテナ部分の製作を得意としており、今後の需要の伸びが期待できるゲート用アンテナを手がけていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度既存の取引先から、ゲートの誤検知が多く、ゲート内にいても警報(ブザー)が鳴ってしまうという悩みが寄せられていた。

やったこと

当社のコア技術を生かし、店舗の万引き防止に使われるRFIDセキュリティゲートシステムを開発した。アンテナ部分に加えてゲートも含めたシステム全体を設計することになった。誤検知率をなくすため、ゲートに最適な電波の振れ幅などを調整し、特にアンテナを制御する仕組みを作り込んだ。

新しい製品・サービス:小型で薄型の、誤検知率を低下させたRFIDセキュリティゲートシステム

事業の効果

ゲート内で誤って警報が鳴る問題を抑え、誤検知率を低下させたRFIDセキュリティゲートシステムを完成させた。小型で薄型の商品となり、店舗の万引き防止に使いやすくなった。当初想定していなかった倉庫での入出庫管理など、利用の広がりも見られる。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性73%
  • これまでの取組との一貫性3

    自社はアンテナ部分の製作が得意と述べ、既存の強みを活かしてゲートシステムの開発に取り組んだ流れが読み取れる。ただし経営戦略上の位置づけは明記されていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性4

    ゲート用アンテナは今後需要の伸びが期待できると分析し、自社のアンテナ製作の強みと組み合わせてシステム全体を設計している。

  • 課題の認識と解決4

    ゲートの誤検知が多いという顧客の課題を認識し、電波の振れ幅などアンテナ制御を見直して誤検知率を下げる対策を取っている。

事業の実現可能性44%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    システム全体を設計することになったとあるが、人材や事務処理体制についての記載はなく、体制の確保はうかがえる程度である。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    店舗の万引き防止に使うゲートで、取引先メーカーから誤検知が多く、ゲート内でもブザーが鳴るという悩みを聞き取り、小型で薄型の商品にしている。

  • 事業化までの道筋3

    営業や展示会で顧客の声を直接聞きながら製品を広めたいという方針は示されているが、中長期の検証スケジュールや解決方法は具体的でない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    RFIDはアパレルなどで利用が拡大していると書かれており、分野の普及度は高まりつつあるが、高価格化などの記載は見られない。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用2

    当初想定していなかった倉庫での入出庫管理など利用が広がっていると述べられるが、国が補助する理由となる波及効果は書かれていない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献3

    非接触で読み取れるRFIDを用い、電波制御で誤検知を抑えるデジタル技術の活用が示されているが、業界全体への貢献までは書かれていない。

政策面30%
  • 成長分野への進出2

    RFIDの利用が倉庫管理など新たな分野に広がっていると述べられているが、日本経済の構造転換との関連は書かれていない。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

営業や展示会などを通じて顧客の声を直接聞きながら、自社製品を広めていきたいと考えている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。