ものづくり補助金平成26年度学術研究、専門・技術サービス業神奈川県

展示会の新たな市場として高度な3D技術を駆使したクラウド展示会場の開発

セキュアロジック株式会社

この事例のポイント

  • リアルな展示会は出店コストが高く期間限定のため、出展費用を出せずに商談の機会を逃している企業が多い。
  • 3D(三次元)技術を使った展示会ブースを設置できるプラットフォーム「エアメッセ」を開発した。
  • エアメッセを企業が活用することで、国内だけでなく海外企業とも商談できる場を提供できる見込みである。

事業者のプロフィール

事業者名セキュアロジック株式会社
所在地神奈川県
業種広告業
設立2014年

事業の背景

2014年に創業し、クラウド展示会システム「エアメッセ」の開発・販売を行っている。エアメッセは、クラウド環境で仮想的な展示ブースの出店を可能にする新しいタイプの展示会である。企画・デザイン・検証は自社が行い、プログラム開発やCGブース制作は協力会社が担っている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 販路・情報発信リアルな展示会は出店コストが高く期間限定のため、出展費用を出せずに商談の機会を逃している企業が多い。

やったこと

3D(三次元)技術を使った展示会ブースを設置できるプラットフォーム「エアメッセ」を開発した。仮想上の展示ブースは365日いつでもどこからでも見ることができる。視界360度の仮想空間をスマートフォンでも体験できる。英語版も用意した。今後はセミナーなどをCGで見られるようにする計画である。

新しい製品・サービス:3D技術を使ったクラウド型のバーチャル展示会プラットフォーム「エアメッセ」

事業の効果

エアメッセを企業が活用することで、国内だけでなく海外企業とも商談できる場を提供できる見込みである。展示会出展にコストをかけられない企業にも商談の機会を広げられる。今後は次年度のものづくり補助金の完成品の品質を100%に近づけるよう改善を重ねていく予定である。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.3 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性47%
  • これまでの取組との一貫性2

    2014年創業でクラウド展示会システム「エアメッセ」の開発・販売を続けている点はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    リアル展示会は出店コストが高く期間限定という課題認識があり、24時間利用できる点が強みとして示されているが、競合や市場規模の記述は乏しい。

  • 課題の認識と解決2

    商談機会を逃している企業が多いという課題はうかがえるが、高付加価値化や成長につながる具体的な計画は読み取れない。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    企画・デザイン・検証を自社が担い、プログラム開発やCGブース制作は協力会社が行うという体制がうかがえる。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    リアル展示会のコスト・期間制約に対し、365日いつでも仮想ブースを見られる点と、英語版やセミナー対応など顧客ターゲットの方向性が具体的に示されている。

  • 事業化までの道筋2

    次年度に改善を重ね完成品を提供する予定と書かれているが、スケジュールや課題解決方法の詳細は示されていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    クラウド上で3D展示ブースを設置する仕組みは新しいタイプの展示会として示され、既存の一般的な展示会とは異なる分野を開拓している。

公的補助の必要性47%
  • 波及効果・雇用3

    展示会出展コストを抑え中小企業が商談機会を得られる点は社会的意義としてうかがえるが、波及効果や雇用創出の数字は書かれていない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献3

    3D技術とクラウドを使った新しい展示会モデルはデジタル活用の例として読み取れるが、サプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。

政策面40%
  • 成長分野への進出3

    バーチャル展示会が当たり前になる将来像が語られ、新市場の開拓として構造転換に資する方向性がうかがえる。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

まだ伸びしろがあり、数年後にはエアメッセのようなバーチャルな展示会が当たり前の存在になっていると見込んでいる。次年度のものづくり補助金への挑戦も考えている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。