下水道維持管理における複数会社リアルタイム総合管理システムの開発
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
住吉工業株式会社
| 事業者名 | 住吉工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | 機械制御,材料製造プロセス,情報処理,測定計測 |
砕石製造部門の古石製品は、道路・橋梁・鉄道・港湾・空港など社会インフラや様々な建造物に広く使われている。一方で、その需要は政治や景気動向に色濃く反映されてきた。このため、本事業の前から生産日の分割やエネルギー監視システムの導入に取り組み、電力デマンド値を意識した生産管理を行ってきた。
抱えていた課題
やったこと
電動自走式ジョークラッシャNE300Jを導入し、固定式から移動式へ改善して生産能力を向上させるとともに、一次破砕と二次破砕の同時運転を可能にして生産プロセスをワンストップ化した。各製品ホッパーのON・OFFによる信号回路から開閉状態を把握し、単位時間あたりの流出量を実測して監視システムに取り込み、品種別の生産量を管理する技術を確立した。スマートフォンで個別機器ごとの電流を監視できる仕組みを構築し、電力デマンド値超過を防ぐ限界値検知による自動警告(スマートフォン、パトライトによる異常の周知)も組み込んだ。電動自走式ジョークラッシャは機器に搭載された発電機を電源とするため、稼動時に電力デマンド値が増えない。さらに制御システムを自社システムと連携させ、メンテナンス性と維持管理手法を改善した。
新しい製品・サービス:再生砕石の製品種類の拡充
一次破砕と二次破砕の同時運転が可能となり、生産性が飛躍的に向上した。一次破砕設備が砕石位置にあるため、積込作業者が破砕作業を兼務でき、作業効率も大幅に改善した。制御システムの連携によりメンテナンス性が向上し、整備作業の負担も大幅に軽減された。リアルタイム生産量管理により、品種別に正確な生産量の管理と異常の見える化が実現した。
新事業進出・ものづくり補助金
従来から電力デマンド管理と生産日分割、エネルギー監視を続けてきた経緯があり、それを発展させた設備導入として一貫性がある。
砕石需要の変動や建設廃棄物増加を踏まえ、移動式設備とIoTで生産能力を高める方向で自社の既存施設とも組み合わせている。
生産日分割で日数増加と能力低下という課題を明示し、一次・二次破砕の同時運転で生産性を飛躍的に向上させる解決策を示している。
付加価値や賃上げの目標値は記載がなく、生産性向上の定性的な記述にとどまる。
自社独自のアプリ開発や自社システムとの連携を進めており、導入機器を運用する体制の記述がある。
リサイクル製品の需要増や建設廃棄物量の増大という社会ニーズを踏まえ、再生砕石の種類拡充を目的としている。
リアルタイム監視によるジャストインタイム生産の手法確立を今後の方針として示し、段階的な進め方が読み取れる。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
電動自走式ジョークラッシャの特徴は述べられているが、分野での普及度や高付加価値化の水準に関する記述は薄い。
道路・橋梁・港湾などの社会インフラに用いられる砕石の安定供給と、リサイクル率向上という社会ニーズへの対応が示されている。
投入額に対する付加価値額の増加や費用対効果を示す数字が記載されておらず、弱い。
IoTとスマートフォンアプリによる生産量・エネルギーのリアルタイム管理を構築し、業界の生産管理の見える化に貢献し得る。
生産性向上や循環型社会形成への言及はあるが、成長分野への進出による構造転換との関係は明確でない。
地域の雇用創出や経済成長を牽引する記述は見当たらず、社員教育への言及にとどまる。
再生砕石の種類を拡充し、今後の砕石需要の増加や建設廃棄物量の増大に伴うリサイクル率の向上といった社会ニーズに対応していく。IoTを活用した生産プロセスの最適化を発展させ、ジャストインタイムを実現する手法の確立を目指す。生まれた時間を社員の教育やワークライフバランスの充実に充て、社員のモチベーションや質の向上につなげる方針である。
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
同社は自社のノウハウを盛り込んだ独自設計の自動溶接機を開発・導入した。
効果:売上 1倍→3倍
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒