複合素材へのメッキ加工技術の開発
ものづくり補助金を利用し、複合素材への一括メッキを実現するための開発を行った。
合資会社西村商店
成果50%減塩醤油を試作開発した
| 事業者名 | 合資会社西村商店 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 玉城町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 50人 |
| 資本金 | 300万円 |
当社は天然醸造にこだわる醤油等調味料製造の老舗で、定番商品に加え、牡蠣・あおさなど地域の食材を使った商品を企画・製造販売している。減塩の必要性は9割の人が認識しているものの、実際の減塩への取組み率は低く、味が要求品質に達していないことが要因と考えられた。
抱えていた課題
やったこと
無塩調味料(原料名HFS-F)の品質特性を研究し、品質の安定性と熱安定性は一般醤油と同等で問題ないことを確認した。醤油および副原料との組合せによるマスキング効果を検討し、苦み・えぐみ・後味の悪さをマスキングする副原料の組合せと配合率を決定した。50%減塩醤油と30%減塩だしつゆの処方を試作開発し、品質安定性を確認した。調合・ろ過・充填工程での作業性や品質への影響を把握するため量産試作を行い、機械導入と環境整備を整えた上で製法を検証した。試作品は品質確認と安定性確認、料理における味評価を実施した。
新しい製品・サービス:無塩調味料を使った50%減塩醤油および30%減塩だしつゆ
無塩調味料の特異な味をマスキングすることに成功し、旨みのある美味しい減塩醤油・減塩だしつゆを試作品として完成させた。料理評価では一般醤油や一般だしつゆと同等レベルの美味しさと品質が確認された。原料の品質は特異な味以外は安定していることが判明し、課題点が明確になった。大手ラーメンチェーンと減塩ラーメンスープを共同開発中で、化学調味料無添加シリーズの展開も進めている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の醤油醸造技術と老舗の強みを活かした減塩調味料開発で、過去の取組との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
健康志向という市場変化を踏まえ、無塩醸造技術という自社の強みで旨みの強い減塩醤油を開発した点が具体的に読み取れる。
減塩の物足りなさが課題と整理され、マスキングや配合率の検討で解決した経緯が具体的に書かれている。
高い付加価値創出や賃上げの数値目標は書かれていないため、わずかにうかがえる程度にとどまる。
量産試作や品質確認を行った旨は読めるが、人材や事務処理体制の具体的記述は薄い。
他社商品との比較や一般醤油と同等の味という目標設定、料理評価の結果などから顧客ニーズへの対応が具体的に読み取れる。
試作、量産試作、今後の展開としてラーメンチェーンとの共同開発などが書かれるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
無塩醸造による旨みの強い減塩調味料という、他社と差別化された高付加価値の商品開発が具体的に書かれている。
少子高齢化や健康志向への対応は書かれているが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は読み取れない。
費用対効果を示す付加価値額や生産性の数値は書かれておらず、わずかにうかがえる程度である。
大手ラーメンチェーンとの共同開発に言及はあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
健康志向の市場に対応する減塩商品の開発という点で、成長分野への進出がわずかにうかがえる。
地域の食材を使う商品開発や福岡県醤油醸造協同組合との連携が書かれるが、地域経済への波及は具体的でない。
大手ラーメンチェーン店と減塩醤油を使った減塩ラーメンスープを共同開発しており、醤油以外の課題点を調整中である。化学調味料無添加商品の追加と減塩つゆの発売に向けて準備中で、こだわり店舗やドラッグストアへの展開を強化する予定である。
ものづくり補助金を利用し、複合素材への一括メッキを実現するための開発を行った。
鉛が主流のオモリに対して、特許を申請できるほど新しい合金素材を開発した。
コラーゲンを栄養源として乳酸菌で発酵させ、新しい発酵代謝物を作ることを試みた。
効果:分子量2000〜800の割合 15%→30%