電力の安定供給を可能とする水車機能を有したインライン型マイクロ水力発電装置の開発
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW
株式会社堀内機械
| 事業者名 | 株式会社堀内機械 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 堺市 |
| 技術分野 | 動力伝達 |
| 従業員数 | 278人 |
| 資本金 | 6,400万円 |
同社は機械用油圧シリンダのメーカーで、大手企業を中心に国内海外共に確固たる営業基盤を持つ。全体売上の60%をオーダーメイド型の特殊シリンダが占める。従来の油圧機器は大型の油圧ユニット1台で複数のシリンダを動かし、停止時も作動油が油温を上げるなどエネルギーロスが大きかった。同社は2013年4月に一体化した「STPサーボシリンダ」を発売し、従来品の20分の1まで消費電力を削減した。近年は消費電力低減への要望が多く、省エネ型の油圧シリンダが堅調である。
抱えていた課題
やったこと
油圧ユニットと一体化したシリンダに多軸同期制御コントローラーを付加した製品を開発した。シリンダ動作時のみサーボモーターで油圧ポンプを駆動する仕組みを構築し、モータ出力の異なるバリエーションも開発した。制御部分は専門知識に精通していなかったため協力業者の助けを得ながら開発を進めた。開発にあたっては予算と日程を守って管理した。
新しい製品・サービス:油圧ユニット一体形シリンダに多軸同期制御コントローラーを付加した製品(多軸制御ユニット一体形シリンダ)
高精度かつ高い伝達効率で大幅な省エネが実現した。省エネ効果への評価が高く、コスト削減意識の高い企業から高評価を得ている。自動車関連メーカーからの受注も獲得し、今後さらなる販路拡大が見込まれる。製品のコンパクト性と大パワーにより新しい市場が潜在していると考えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
STPサーボシリンダ発売(2013年)の延長で今回の開発が位置づき、オーダーメイド製品の年間6件程度の新製品開発目標と全体売上の60%という数字で一貫性が示されている。
受注後4日の短納期体制や従来品の消費電力20分の1という強みに加え、自動車関連メーカーからの受注と海外での販売実績があり、競争優位が読み取れる。
大規模ユニットでのエネルギーロスという課題を認識し、一体化と多軸同期制御で解決する計画で、省エネ効果の高い製品化につながっている。
高付加価値や賃上げに関する目標値は記載がなく、省エネ効果や引き合いの評価に触れているだけで目標の実現可能性は薄い。
協力業者の助けを得て制御開発を進め、予算と日程を守って管理できたと述べ、開発を遂行する体制が示されている。
省エネ効果に対しコスト削減意識の高い大手企業から高評価を得て、自動車関連メーカーから受注し、顧客ニーズの裏付けがある。
アクティブ制振装置の開発を大阪府立大学と連携して加速させる計画が示され、今後の展開と連携先の課題解決の方向性が述べられている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
油圧ユニットと一体化しサーボモーターで駆動する形式は従来になく、消費電力を従来の20分の1まで削減する高付加価値製品として位置づけられている。
油圧シリンダは省力化製品として多分野で利用され、新たな需要や販路の拡大、国内外での展開が見込まれると述べられている。
従来品の消費電力を20分の1まで削減する効果があり、今回の製品でも大幅な省エネが見込まれるが、補助金額に対する費用対効果の数字は示されていない。
多軸同期制御コントローラーと油圧ユニット一体化で省エネを実現し、大学と連携した制振技術の応用など、産業の技術革新に貢献する。
消費電力低減の要望を受けて省エネ型の油圧シリンダを開発し、省資源・高効率の産業構造への移行に資する製品となっている。
公開情報では判断できません。
今後も商品開発を継続し、高効率・省エネ省資源で社会に貢献することを目指す。国内は既存取引先中心に展示会などで新製品の認知度向上を図り、海外は中国での実績とサンプル提供で販路拡大を進める。
開発支援は、新商品のアイディアを考える一つのきっかけとなり、補助金を得ることでアイディアの実現を推進する大きな力となりました。また、開発にあたって予算と日程をきちんと守り、管理できたことゃも意義があります。今回開発した油圧シリンダはそのその特長であるコンパクト性と大パワーにより、まだまだ新しい商品と市場が潜在していると考えます。今後も商品開発を継続し、お客様に喜んでいただき、高効率・省エネ省資源で社会に頁献する「 堀内機械」を目指していきます。
公式の事例集より(原文のまま)
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW
関連論文を読み込み、青色の可視光を使えば水中での無線通信が可能だと考えて開発を始めた。
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。