高速スパッタリングによる新カラー成膜(薄膜)法の開発
カラー塗装に代えて光学を活用した新しい成膜技術を開発した。
株式会社新興製作所
| 事業者名 | 株式会社新興製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 花巻市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 組込みソフトウェア |
| 従業員数 | 179人 |
| 資本金 | 1億円 |
当社は昭和25年に日本初の和欧文印刷電信機を開発して以来、テレックスや金融機関の自動通帳記帳機、アミューズメント施設の紙幣搬送装置などを手がけてきた。新規事業として介護事業を検討する中で、組み立てトランク型自動ラップ式トイレの開発・製造を受託し、販売パートナーにもなった。この事業をきっかけに医療現場との距離が近づき、医療機器事業への参入を決めた。在宅酸素治療の患者が使う医療用酸素濃縮装置に着目し、2年半をかけて「エアリーライフ 爽」を製品化した。
抱えていた課題
やったこと
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。外観デザインは宮城大学の日原広一教授に依頼し、酸素流量設定の簡易化を重視した。試作機では呼吸検知性能や酸素の流量調整を確認できるよう設計し、机上計算、原理試作機、デモ機を製作してその都度データを採取した。開発担当者3名の平常時と運動時の呼吸データを取り、誤検知を減らす圧力値の設定範囲を明確にした。脱落を防ぐパッキンの形状は特許を申請し、外観デザインや医療機器事業のロゴ、CIマークは意匠登録や商標登録を行った。ダイヤル操作に特化したA案と液晶で設定値を大きく表示したB案の2案の意匠権を取得した。
新しい製品・サービス:呼吸同調式デマンドバルブ(電子式)
電子式の特徴である呼吸同調精度の高さと、それに関連する酸素節約率の高さを実現する見通しが立った。アラーム機能も盛り込み、製品化に向けて解決すべき点が明確になった。外出時の酸素残量への不安に対しては、机上計算で既存製品と同等以上の酸素節約が見込まれる。一方で血中酸素飽和度の確保を優先する必要があるため、供給量の決定を今後の課題としている。
今後は製品の使いやすさ、在宅酸素療法患者が使うための十分な性能、医学的な有効性、要求仕様や価格の妥当性を確認し、事業化に向けた計画を立てる。既存の「エアリーライフ 爽」との関連性を強めてシリーズ化を目指し、本事業で得た技術の展開も進めて医療機器事業を育成する。
カラー塗装に代えて光学を活用した新しい成膜技術を開発した。
窒素ガス等充填装置を付設した自動式パックシールマシンを開発した。
効果:クレーム件数 50件/年→0件/年
可視カメラと熱画像センサーを使ったホットメルト接着検査装置のシステム開発と製品プロトタイプシステムの開発に取り組んだ。