南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社ウチダ
| 事業者名 | 株式会社ウチダ |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大東市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 動力伝達 |
| 従業員数 | 124人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1964年 |
1964年の設立以来、国内大手自動車部品メーカーを主要取引先として、普通乗用車や軽自動車のボディ部品のプレス金型の設計・製作を続けてきた。超ハイテン材のセンターピラーやフロントピラーなど約400点のボディ補強材の金型を生産している。国内自動車市場の縮小と生産拠点のグローバル化が進み、国内金型メーカーの淘汰も進みつつある。
抱えていた課題
やったこと
フォーミングとトリムの不要部分除去を同一工程で行う多工程同時加工により、ホットプレス量産型の金型を開発した。ホットプレス専用シミュレーションで水冷却の最適化を行い、大阪府立産業技術総合研究所の試験装置で共同試験を実施して温度ひずみ速度の依存性データを得た。そのデータをもとに自社で金型の検証を繰り返し、量産金型用のホットプレスシミュレーション手法を確立した。試作を重ねるなかで、フォームとトリムを1型で同時加工する手法も確立した。
新しい製品・サービス:多工程同時加工によるホットプレス量産型金型
多工程同時加工により生産効率が上がり、金型数が減ることで製造コストの低下にもつながると見込まれる。ホットプレス量産金型の技術を確立し、材料特性を把握したことで営業展開上の強みを得た。冷却配管の最適化の目処もついたため、将来の更なる高強度化の要求にもホットプレスで対応できるようになった。今後は加熱炉や冷却水供給装置などの付帯装置の商品展開も視野に入れている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1964年の設立以来右肩上がりで成長し、ボディ補強材の金型を約400点生産してきた実績が書かれ、ホットプレス金型は既存事業の延長として位置付けられている。
国内自動車市場の縮小と海外移転に触れ、材料特性の把握が他社には再現困難で営業上の強みになると述べ、強み・弱みを踏まえた記述がある。
ホットプレスは冷間プレスより数倍時間がかかる生産性の課題を挙げ、多工程同時加工で生産性を高める具体的な解決策と展開計画が示されている。
1型2,500万円で開始し、2年目2型、3年目3型、4年目4型、5年目10型へ拡大する数値目標が示されている。ただし付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
大阪府立産業技術総合研究所との共同試験や品質管理責任者のコメントはあるが、補助事業を遂行する人員体制や事務処理能力の記述は薄い。
自動車の衝突安全性と軽量化のニーズ、先行する欧州車に比べ採用が少ない状況を挙げ、他社と差別化した金型を提供する理由が整理されている。
シミュレーションとトライアルを重ねる方針や製品展開の段階は示されているが、遂行スケジュールや課題の解決方法の詳細は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ホットプレス採用は欧州車に比べ日本車で少なく、市場性の薄い材料を使う点や、他社が再現しにくい差別化された金型である点が書かれている。
自動車部品の高強度・軽量化ニーズに触れるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由の具体的記述は限られる。
金型数の減少による製造コスト低下と生産効率向上が期待できると書かれているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
シミュレーション手法の確立は書かれているが、デジタル技術を活用したサプライチェーン全体へのイノベーション貢献は読み取りにくい。
自動車の高強度・軽量化という成長分野の需要に触れているが、日本経済の構造転換に資するという記述は見当たらない。
大東市に本社があることは分かるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及は読み取れない。
今後もホットプレスの採用は拡大する見通しで、本シミュレーションを用いてさらなる新技術の開発につなげたいとしている。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW