太繊度糸を数本合わせる(合撚)大型高速撚糸機(ダブルツイスター)の開発と生産技術の確立
太繊度糸用の大型高速合糸機を新たに導入し、太くて強い糸を合わせる技術の確立を目指した。
効果:巻き量 3.5kg→10.5kg
株式会社堀辰
| 事業者名 | 株式会社堀辰 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 桐生市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1950年 |
当社は様々な種類の服地織物の製造・開発を行う織物製造業者である。技術的なノウハウを利用した新商品の開発力をさらに強化し、ロングスパンでも開発・提案できるオンリーワン企業を目指している。そのためには新商品開発に加え、取引先からの多品種、小ロット、短納期化の要求にも対応する必要があった。
抱えていた課題
やったこと
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導入し、その使用方法を検討した。大柄のジャカード織物に対応するため、データ形式をCGSからCGS II(CGS2)フォーマット規格に切り替え、それに対応したジャカードコントローラーを導入した。細いフィルム扇平糸をヨコ糸に用いる際に負荷をかけずに滑らかに供給できるフィーダーを導入し、その有効性と最適条件を確認した。これらの技術を用いて麻/ストレッチ織物、大柄のジャカード織物、超極細糸と細いフィルム扇平糸を用いた織物の試作品8点を完成させた。
新しい製品・サービス:高級感のあるフォーマル向けの織物、タウンカジュアル婦人服地、輸出婦人服地。特徴的な性質の糸を用いて従来にない独特の外観や風合いを発現させるもの。
タイイングマシンの導入により、手つなぎではつなげなかったストレッチ糸もつなげるようになり、作業効率の向上、リスクの回避、コストの低減を図ることができた。ジャカードコントローラーと交換ソフトの導入によりデータの取り扱いが容易になり、作業効率が大幅に向上して製品製造の短納期化を図ることができた。フィーダーの導入により細いフィルム扇平糸をヨコ糸に用いた織物の製作が可能になり、2色使いにも対応できるようになった。また小ロット化への対応や新商品の開発等も期待できるようになった。
本事業により従来困難であった製品の製造が可能となり、新企画、新デザイン及び新素材等への対応ができるようになった。今後は成果を活用し、フォーマル分野、タウンカジュアル婦人服地分野、輸出婦人服地分野の3市場に寄与したいと考えている。
太繊度糸用の大型高速合糸機を新たに導入し、太くて強い糸を合わせる技術の確立を目指した。
効果:巻き量 3.5kg→10.5kg
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