顧客ニーズ対応し競争力を強化する為の塗装環境の改善及び増強
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%
株式会社岩鋳
成果1日あたり焼成能力 400個→800個
| 事業者名 | 株式会社岩鋳 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 盛岡市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 鋳造 |
| 従業員数 | 80人 |
| 資本金 | 9,320万円 |
| 設立 | 1902年 |
当社は1902年(明治35年)創業で、盛岡で南部鉄器を生産している。南部鉄器の製造はそのほとんどが手作業で、現在は年間約100万点の鉄器を生産している。近年は国内に加えアメリカ、ヨーロッパ、東アジアからの受注が増加し、特に海外で人気の鉄器製急須は、防錆のため蓋の裏側と内面にホーロー処理を施して輸出している。海外では着色された急須が好まれるため、カラフルな急須を開発し高い評価を得て受注量が増え続けている。
抱えていた課題
やったこと
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。釉薬を塗った急須をベルトコンベアに置き、徐々に温度帯が上がる炉を通過させて焼成し、そのまま冷却まで連続して行う仕組みである。焼成に約1時間、冷却に約15分で済み、LPガスを燃焼させて熱源とするため連続焼成が可能となった。
| 加工機 | コンベア式連続ホーロー焼成炉 |
|---|
コンベア式連続ホーロー焼成炉の導入により、焼成から冷却までが連続して行えるようになり、ホーロー鉄器急須の製造に要する時間が著しく減少して増産体制が確立された。バッチ炉で制約となっていた契約電力量や他の電気設備との関わりによる使用制限も解消され、稼働時間が月30~35時間増加した。製造時間の短縮により納期も短縮され、クリスマスの販売量増加にも安定して応えられるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
海外向けに色付き急須を開発し受注が伸びたことが書かれ、その増産のための炉導入という流れは読み取れるが、中長期の経営戦略への位置付けは明示されていない。
アメリカ・ヨーロッパ・東アジアからの受注増、カラフルな急須への高評価など市場動向と自社の伝統技術の強みが具体的に書かれている。
ホーロー焼成と冷却の時間ロス、1日最多400個の限界、1時間に30~50個の生産性という課題が数字で示され、炉導入で解決している。
1日最多400個が800~1000個に、稼働時間が1カ月30~35時間増加と数値目標と効果が示されており実現性が読み取れる。ただし賃上げへの言及はない。
生産推進部兼業務管理部の吉田部長の名前と役職は出るが、体制や人材の確保についての記述は限られている。
海外向けの色付き急須が高評価を得て受注増、クリスマスには平常の2倍の販売量という需要の裏付けが具体的に書かれている。
炉の導入と増産体制の確立は書かれているが、中長期の検証や遂行スケジュール、課題解決方法の詳細は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
南部鉄器の海外人気や着色急須の評価は書かれるが、ジャンルの普及度や高価格化の水準を示す記述は乏しい。
海外への輸出増と伝統工芸の世界展開は読み取れるが、雇用創出や波及効果への言及は薄い。
1日あたり焼成数が400個から800~1000個になり、稼働時間も月30~35時間増えるなど、投資に対する効果が数字で示されている。
熱効率の高い連続炉の導入は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへのイノベーションへの言及はわずかにうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
盛岡の伝統工芸南部鉄器を地域で生産し、海外受注を伸ばして地域の産業を牽引している点が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はヨーロッパ諸国、アメリカ、中国、韓国、シンガポールの輸出代理店と話し合いを続けながら、現地のニーズに確実に応え、南部鉄器の伝統を守りさらなる発展を目指していく。
量産体制が整ったことを機に受注アップにつなげたい
公式の事例集より(原文のまま)
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%
加熱された商品を凍結冷凍庫に入れ、約30分で凍結を開始し、90分で商品の中心温度を−5℃以下まで下げ、その後−18℃まで急速凍結するクック…
効果:賞味期限を1年間の長期間に設定できる
UVインクジェットプリンター、寸法測定器、色差測定器等を導入し、機器メーカーの協力のもと機器使用技術を習得した。