高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
中村建設株式会社
| 事業者名 | 中村建設株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | 複合・新機能材料 |
台風や集中豪雨により全国各地で河川堤防の被害が多発しており、災害現場では大型土のう(フレコンバッグ)による一時的な防災処置が行われているが、本復旧までに数年以上かかっている。当社は水で膨らむ高分子ポリマー土のう「水ピタ」を自社生産し、日本全国へ販売している。
抱えていた課題
やったこと
水をかけるだけでスレート並の強度に固化する「固まるフレコンバッグ」の生産設備を自社で設計・開発した。設備は「立体ネット製造ライン」と「セメント含浸ライン」の2ラインからなる。立体ネット製造ラインでは、立体ネットと基礎シートを溶着させる最適な温度と稼働速度を確認した。セメント含浸ラインでは、セメント投下量、セメント過多分の掻き出し性能、転圧性能の3項目を検証し、セメントを投下した立体ネットに不織布を貼る際に過多のセメントを掻き出しスクリューで取り除く仕組みを構築した。各装置の試運転と性能検証を行った。
新しい製品・サービス:固まるフレコンバッグ(水をかけるだけでスレート並の強度に硬化し、10年以上の耐久性を備えた大型土のう)
本事業で水で固まるフレコンバッグの製造装置の開発が完了した。転圧性能に一部改良が残るものの、その他の項目では一定の成果を得た。2019年3月を目途に商品改良を済ませて検査機関による性能検査を受け、2019年5月の製品販売開始を目標としている。販売先は国内ゼネコンと中小建設会社を想定し、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどの海外新興国についても販路開拓を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
水ピタを自社生産・全国販売している実績があり、耐用期間の長い大型土のうへの要望から本事業に至った経緯が書かれている。
半年〜1年で破損する従来品に対し10年以上の耐久性を示し、自社で生産設備を設計開発した点に強みがうかがえる。
小型ラインでは1日の生産量と製品単価の目標達成が困難という課題を認識し、2ライン設備で解決を図っている。
1日の生産量と製品単価の目標は示されているが、数値が書かれておらず付加価値額の目標や実現可能性の根拠は薄い。
体制や人材についての記述は乏しく、国内外の関係機関と連携して販路開拓を目指すという点のみうかがえる。
スレート並の強度と10年以上の耐久性、従来品の耐用3年との比較、国内ゼネコン・中小建設会社への販売想定が具体的に書かれている。
2019年3月の商品改良、検査機関での性能検査、2019年5月の販売開始という時期が示され、転圧性能の一部改良も課題として挙がっている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
従来の数年の耐用期間に対し10年以上の耐久性を持つ高付加価値品として、既存の防災資材と差別化されている点が読み取れる。
台風や集中豪雨による河川堤防被害の多発、本復旧に数年を要する現状、海外新興国への展開が公益性として示されている。
投資額や付加価値額の増加、生産性向上の数値は示されておらず、耐久性の向上がわずかにうかがえるのみである。
自社で生産設備を開発した点は読み取れるが、先端デジタル技術や新しいビジネスモデルへの言及は乏しい。
防災分野の需要や海外展開にふれているが、市場成長や日本経済の構造転換との関係は明確に書かれていない。
公開情報では判断できません。
2019年5月の販売開始を目標に、国内ゼネコンや中小建設会社向けに販売し、関係機関と連携して海外新興国の販路開拓を進める。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
導入した三段真空装置と二軸ミキサーの2つの装置を活用し、材料の粒子をナノ化する技術を確立した。
手作業で行っていた溶接工程に自動溶接ロボットを導入し、高品質な溶接加工の実現を目指した。