ペン型Bluetoothオシロ‐スマホを表示機として使用するオシロスコープの試作開発
携行できるペン型端末のソフトウェア開発、筐体、基板、データを表示するスマートフォン・タブレットのアプリケーション開発を実施した。
谷水加工板工業株式会社
| 事業者名 | 谷水加工板工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 丹波市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 繊維加工 |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1969年 |
谷水加工板工業は木毛セメント板の生産工場として起業し、昭和49年に日本工業規格の許可工場となって、大手ハウスメーカーに外壁材を供給してきた。平成9年には品質認証を取得し、住宅用の内装・断熱パネルを製造している。製造の中で複合材料をパネルに仕上げる技術を蓄積し、組立式防音室や産業用不燃系防音室を商品化して販路を広げていた。
抱えていた課題
やったこと
船舶用の仕切り防音パネル「おとのん」を開発した。ロックウールと人造硬質石膏ボードを主素材とし、それぞれの吸音・遮音特性を評価して低コストで高性能な材料を選んだ。パネルの厚みを38mmに抑え、継ぎ目部分は塩ビ化粧鋼板を貼って強化した。試験で遮音・火災試験に合格し、日本海事協会の型式承認を得た後、海上公試などの実績を積み上げている。また吸音ソファ「Sound clear sofa」の商品コンセプトを定め、音の評価技術を開発し、仮説と検証を繰り返して機能性と意匠性を備えたソファを作った。
新しい製品・サービス:船舶用間仕切り遮音パネル「おとのん」と吸音ソファ「Sound clear sofa」
船舶用パネル「おとのん」は厚さを抑えながら遮音性能が高く、線路際で人の声が聞き取れない騒音を会話ができる程度まで減衰できる。船内の居住空間に使うことで乗組員の音環境の改善が期待される。吸音ソファは一般的な吸音パネル16枚分の吸音能力を一台に備え、室内の余分な音の反射を抑えて心地よい音環境をつくる。百貨店との商談を通じて新しい分野の商品を展開し、売上の拡大につながる見込みである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
木毛セメント板の生産から防音室・遮音パネルへと複合材料の技術を蓄積してきた経緯が示され、船舶用パネルは既存の延長線上にある。
船舶の国際条約による騒音規制の厳格化に対応した点は読み取れるが、競合や市場規模との比較による優位性の記述は薄い。
家庭向け吸音パネルの売上増やバイヤーからの要望といった課題認識はあるが、事業計画全体の数値目標や成長見通しは示されていない。
船舶用パネルは厚み38mmで遮音等級Dr35を達成とあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員16人の企業で設計部長が登場するが、補助事業を遂行する人材配置や事務体制の具体的記述は少ない。
船舶用「おとのん」は遮音性能と厚み、吸音ソファは吸音パネル16枚分の能力と、製品価値と顧客像が具体的に書かれている。
日本海事協会の型式承認を経て海上公試等の実績を積む段階とあるが、今後の遂行スケジュールや課題解決方法は詳しく示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
国内で少ない船舶用遮音パネルの国産開発や、同社の複合化技術による高機能な吸音ソファという新分野への挑戦が書かれている。
船舶の騒音規制対応による乗組員の音環境改善が期待されると書かれるが、波及効果や雇用創出への言及は乏しい。
厚み抑制と低コスト材料選択の工夫は記載があるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は示されていない。
公開情報では判断できません。
船舶用や一般向け吸音製品への進出が新分野挑戦として書かれるが、日本経済の構造転換への言及は明示されていない。
兵庫県丹波市の地域企業として製品開発を進めている点は読み取れるが、地域の特性を活かした経済成長への具体的な効果は薄い。
船舶用パネルは海上公試などの実績を積み上げており、今後の展開が期待される。
静かに暮らす幸せと音が選べるぜいたくを大勢の人に届ける
公式の事例集より(原文のまま)
携行できるペン型端末のソフトウェア開発、筐体、基板、データを表示するスマートフォン・タブレットのアプリケーション開発を実施した。
ものづくり補助金により、チップレベルTSV電極形成加工技術の実用化検証に必要な直接人件費と外注加工費の補助を受けた。
効果:試作開発コスト 3,000万円→500万円
超高圧クーラント装置付きCNC旋盤機を導入し、チタンや耐熱合金など難削材を用いたゆるみ止め締結部材の加工技術を開発した。
効果:目標値での単価の試作開発に成功した。