多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
清和鉄工株式会社
| 事業者名 | 清和鉄工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 出雲市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 設立 | 1920年 |
同社は大正9年創業の歯車加工機メーカーで、45年以上の歴史を持ち、ギヤホーニング盤では国内シェア70%を誇る。自動車など機械構造物には歯車が必ず使われ、装置の小型化・微細化により歯車製造の精度向上が求められている。
抱えていた課題
やったこと
ワーク側にもスピンドルを設けて駆動させ、砥石軸と同期させることで高精度な仕上げを可能にする外歯車仕上げ加工機を開発した。ワーク軸にはビルトインモーターを採用し、ワーク軸20,000rpm、砥石軸6,000rpmを目標とした。エンコーダの許容回転数19,000rpmを上限とし、高回転時の同期化を実現した。ワーク軸の高回転化に伴う熱対策として切削油冷却装置を配置し、熱伸びによる精度不良を防いだ。機械本体を完成させ、テスト加工を繰り返して同期加工を試作で確認した。
新しい製品・サービス:同期型微小歯車仕上げ加工機(ホーニング盤)
開発機で砥石軸とワーク軸の同期駆動が実現し、試作加工で同期加工を確認した。加工精度の評価までは至らなかったが、同期方式の可能性と商品化の課題が明確になった。実用化に向けた行うべきステップが見え、社内の機運も高まった。本事業終了2年後までに販売用機械を完成させ、年間受注5台を目標としている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
創業大正9年で45年以上の歯車加工機メーカーとして、ギヤホーニング盤で国内シェア70%とあり、事業の延長線上にある開発と読める。
国内シェア70%や従来の内歯砥石の問題点(段取り、コスト、大きさ)を顧客要望として挙げ、外歯車加工機で解消する強みと課題認識が具体的に書かれている。
精度不足や熱対策など課題は明確だが、販売用機種の完成時期と年間受注5台という目標はあるものの、付加価値や成長の数値目標は乏しい。
年間受注5台の目標はあるが、高い付加価値創出や賃上げの目標値は書かれておらず、加工精度の評価にも至っていないとされる。
機械設計から試作加工まで実施したと書かれ、社内の機運向上も述べられているが、人材や事務処理体制の具体的な記述はない。
微小歯車の高精度仕上げと低コスト・コンパクト化へのニーズが顧客要望として記載され、ターゲットと選ばれる理由の一部が読み取れる。
本事業終了2年後までに販売用機械を完成させる時期と、テスト加工で課題を一つずつ解決する方針が書かれているが、詳細なスケジュールは薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
微小歯車向けに低コスト・コンパクトな外歯車加工機を開発し、国内シェア70%の歯車仕上げ機械分野で高付加価値化を図る内容と読める。
あらゆる機械装置や自動車の歯車生産を支える基盤技術として、日本のものづくりを支える役割が述べられている。
補助金額や付加価値額、生産性向上の数値は書かれておらず、費用対効果は具体的に読み取れない。
ワーク軸と砥石軸の同期駆動という新技術の開発は書かれているが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献の記述は薄い。
微小歯車の需要拡大に触れ、精密部品の小型化トレンドに対応する記述はあるが、日本経済の構造転換への言及はない。
島根県出雲市の地域企業であることは示されるが、地域の特性を活かした雇用創出や経済成長への言及は乏しい。
本事業終了2年後までに販売用機械を完成させ、国際工作機械見本市などの展示会を通じて受注を増やす予定である。当面は年間受注5台を目標とし、世界で生産される歯車に貢献する。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
複雑な形状の部品を認識・適応する塗布技術を確立するとともに、急速乾燥機構と色及び色ムラを認識評価する機構を構築し制御した。