多様化する顧客ニーズに応えるための発酵調味料の多品種少量生産設備導入
平成27年に竣工した第三工場内に、天然調味料の多品種少量生産設備として小ロット専用ラインを設置した。
効果:殺菌プレート内の滞留液量(1生産当たり) 40kg→10kg
株式会社エスケー
成果研磨時間 180秒→20秒
| 事業者名 | 株式会社エスケー |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 岡山県総社市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1984年 |
株式会社エスケーは昭和59年に設立され、草刈機研磨機やチェンソー目立て機などの開発・設計・試作を行い、製造と販売は関連会社の新興工業株式会社に委託している。草刈機の刃としてチップソーが主流になっており、数百円程度の安価なものも多い。草刈り作業は重労働であるため、作業を軽減できる安価な製品へのニーズが高い。
抱えていた課題
やったこと
社内で設計し、まず簡易研磨機を1次試作した。それを使って実際に草刈りと研磨を繰り返したところ結果が良好だったため、2次設計を行い本格的に事業化した。研磨機の曲面の砥石部分にバネ鋼を使い弾力を持たせることで、直径10インチと9インチの既製チップソーのどちらにも対応できるようにした。砥石部分の高さは調節可能とし、摩耗した場合は砥石の交換だけで済むようにした。電源が不要で持ち運びでき、草刈機に取り付けたまま研磨機に載せてチップソーを回転させるだけで研磨できる構造とし、特許を申請した。
新しい製品・サービス:草刈機に取り付けたままチップソーを研磨できる、電源不要の草刈機用研磨機
平成26年8月に販売を開始したところ、従来品に比べて安価で使いやすいことから、予想を上回る好調な売れ行きを見せている。電源が不要で持ち運びでき、作業現場で使えるようになったことで、草刈り作業の省力化と軽減化に貢献している。研磨時間は従来の3〜4分から10〜20秒へと大幅に短縮された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
草刈機の刃を研磨機で研磨する従来の手間を解消する開発で、開発の経緯や製品化の流れは示されるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
安価なチップソーの使い捨て増加や安価な製品へのニーズを背景に、従来品より安価で使いやすい点を強みとしている。ただし競合比較の数字は乏しい。
研磨時間が従来の3~4分から10~20秒に短縮された具体的数字があり、現場の課題に対する解決策として示されている。
研磨時間の短縮は数字で示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
開発担当の取締役や従業員3人の体制、関連会社への製造委託が書かれている。ただし事務処理能力や補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
既製品のチップソー直径(9インチと10インチ)に対応し、電源不要で現場使用できる点や、売れ行きが予想を上回るとの記述から顧客ニーズが読み取れる。
1次試作から2次設計、2次試作、社内テスト、販売開始までの流れは書かれるが、今後の中長期の計画やスケジュールは示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
チップソーの研磨を草刈機に付けたまま行う機器は新しい取組とうかがえるが、分野の普及度や高水準の高付加価値化の記述は薄い。
農業・林業の作業省力化・軽減化への貢献がうかがえるが、経済波及効果や雇用創出などの国が補助する理由は書かれていない。
従来品より安価で研磨時間が短縮される点はうかがえるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの費用対効果の数字は書かれていない。
公開情報では判断できません。
農業・林業・園芸分野の省力化に貢献するとあるが、市場成長や日本経済の構造転換に資する点は明記されていない。
岡山県総社市の地域企業であることは書かれるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出への言及は乏しい。
平成27年に竣工した第三工場内に、天然調味料の多品種少量生産設備として小ロット専用ラインを設置した。
効果:殺菌プレート内の滞留液量(1生産当たり) 40kg→10kg
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃