価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
仙味エキス株式会社
成果殺菌プレート内の滞留液量(1生産当たり) 40kg→10kg
| 事業者名 | 仙味エキス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 愛媛県大洲市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 140人 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 1976年 |
同社は昭和51年に設立され、魚介類の自己消化酵素を活用した技術で業務用の液体調味料を製造し、水産練り製品や冷凍食品の加工食品メーカーに販売してきた。拡大を続けるコンビニ・宅配食業界への販路拡大を目指し、短い周期で変化する顧客ニーズに対応する新たな生産・販売体制にも取り組んできた。コンビニ向け弁当・惣菜の調味料はベンダーが全国各地に分散しており、店舗からの発注数量だけを製造する必要があるため、需要予測の困難さや在庫、納期遅れのリスクを抱えていた。
抱えていた課題
やったこと
平成27年に竣工した第三工場内に、天然調味料の多品種少量生産設備として小ロット専用ラインを設置した。小ロット調味液殺菌設備は、少量生産に必要な殺菌性能と温度管理の精度に優れ、殺菌プレートの枚数が少なく、プレート内の滞留液量が少ない特徴をもつ。小容量充填機は1分間当たり10パックの能力で、300gから3kgまでの容量の充填を可能にし、既存の130品目の制約も解消した。あわせて、凸版印刷が開発した液体調味料用のエアホールドパウチ容器を採用し、自立性と持ちやすさ、注ぎやすさを実現した。この容器は使用後に空気を抜いて小さく折りたためるため、廃棄しやすいとユーザーから高い評価を得ている。
新しい製品・サービス:300g~3kgの小容量調味料、1kgタイプの新商品、大手食品商社向けの一般消費者向け300g鍋つゆ3品目(OEM)
小容量の製品をタイムリーに供給できるようになり、コンビニ・宅配食業界に加え、加工食品メーカーや外食チェーンからの1kgタイプ商品への引き合いが増えた。味噌やぜんざい、オイスターソースなど粘度の高い商品の充填も可能になった。殺菌プレート内の滞留液量の低減と小容量充填機による充填ロスの削減により、廃棄ロスと産業廃棄物処理費用を削減でき、環境負荷の低減にもつながると期待される。さらに、製造業従事者の作業負荷軽減効果も得られた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存の業務用液体調味料とコンビニ向け濃縮調味料の供給開始という経緯は読めるが、経営戦略上の位置づけは明示されていない。
独自の自己消化技術や業界先駆けの実績、コンビニ・宅配食への需要拡大は読み取れるが、競争優位の定量的な裏付けは乏しい。
130品目制限や20kg形態、ロス40kg/ロットという課題を明示し、300g-3kg対応とロス削減で解決する構成になっている。
ロス40kgから10kgへの低減や充填ロス40%削減など数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員数140名と社歴は書かれるが、本補助事業の遂行体制や人材配置についての記述はわずかである。
コンビニ・宅配食・1kgタイプ需要の高まりや鍋つゆのOEM受託など、顧客ニーズと選ばれる理由が具体的に書かれている。
平成27年9月からの供給開始や今後の販路開拓の方向は示されるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
調味料業界で初めてエアホールドパウチを採用し、小容量充填で粘度の高い商品も扱える点など、高付加価値化の具体性がある。
食品産業の活性化や新規需要創出は掲げられているが、波及効果や雇用創出の具体的数字は示されていない。
殺菌設備で1生産当たり40kgを10kgに、充填ロスを40%削減するなど、投資に対する効果の数字が示されている。
容器の採用や小ロット生産の工夫はあるが、デジタル技術やサプライチェーン全体のイノベーションへの言及は少ない。
公開情報では判断できません。
愛媛県大洲市の本社・工場立地は書かれるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域成長への具体的言及は少ない。
同社の強みである多様なエキス原料の調達ルート、ユーザーの要望に個別対応できる柔軟な開発・生産体制、ユーザー商品のグレードアップに寄与する提案力を武器に新商品の開発を強化する。病院・介護施設や高齢者向け宅配弁当業者の販路を新たに開拓し、既存の調味料分野でも、市場開拓が進んでいなかった販売先やニッチャー企業への売込みを強化する。当面は加工食品メーカーや食品商社からのOEM受託生産を行い、将来的には自社ブランドで一般消費者向け商品を展開することを考えている。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
レーザー切断&ロボット溶接システムを導入し、外注していた架台の小部品を内製化した。
効果:1日当たり生産能力 4.5台/日→20台/日