多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社トライテック
成果消耗品であるランスパイプの寿命は約1.5倍以上に伸びた。
| 事業者名 | 株式会社トライテック |
|---|---|
| 所在地 | 大分県 大分市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 金属プレス加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 設立 | 2005年 |
株式会社トライテックは2005年に設立された金属製品製造業の会社で、製鉄所に特化した特殊工具の製造を手がけている。同社の製品は新日鐵大分製鉄所との取引をきっかけに広がった。高炉の心臓部であるPCバーナーは業界で触れてはいけない設備という固定観念があり、従来品は高温による熱変形と水冷管の損傷に悩まされていた。
抱えていた課題
やったこと
回転調節機能を付加したPCバーナーを開発し、現在は特許を取得している。メタルタッチ回転調節部の接合部に傾斜面を設け、熱で先端が垂れ下がってきたときに回転させて変形を防止する仕組みとした。この回転は操業中にも行える。メタルタッチ部がシール材を兼ねるため、熱に弱いパッキンは使わなくなった。ランスパイプ先端部には特殊耐熱コーティングを施し、2,000℃の高温にも耐えられるようにした。
新しい製品・サービス:回転調節式PCバーナー
操業中にランスパイプの位置を回転調節できるため、PCの最適な燃焼が得られ、高価なコークスを使わずにPCの比率を上げて生産コストを大幅に下げられるようになった。PCバーナー起因の水冷管損傷事故をなくし、微粉炭の安定供給を実現した。熱風や一酸化炭素の漏風を防いで災害防止にもつながり、ランスパイプ熱変形による羽口の損傷も減って突発的な操業停止を回避でき、作業者の負担も軽減した。寿命が伸びたことで鉄の生産効率が上がり、CO2排出量の削減にも貢献するとしている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
新日鐵大分での出銚開孔用ドリル提案が取引の起点で、製鉄所向け特殊工具の継続開発が続いていると読めるが、本件位置付けの説明は薄い。
特許取得済みで業界の固定観念を覆したと具体的に書かれ、国内シェア20%超、10高炉導入の実績もあり強みは読み取れる。
PCアタックで億単位の損害、ランスパイプ寿命1.5倍以上、12カ月ごと交換などの課題と効果が数字で示されている。
寿命1.5倍以上やシェア20%超という数値はあるが、補助事業期間中の付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社員数14人と記載はあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的説明は見当たらない。
製鉄所特化の製品で、ランスパイプ寿命延長や損害防止など顧客が選ぶ理由が事例に具体的に整理されている。
耐熱性向上とフランジ密閉性向上を試作開発で目指すとあるが、スケジュールや検証方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
製鉄所向けPCバーナーは従来の固定観念を覆す製品で、高付加価値化と独自性が事例に具体的に書かれている。
鉄の生産効率向上によるCO2排出削減への貢献は書かれるが、波及効果や雇用創出への言及は薄い。
損害額の抑制、生産コスト大幅低下、寿命1.5倍以上など費用対効果を示す効果が数字付きで書かれている。
回転調節機構による高炉操業改善は書かれるが、デジタル技術やビジネスモデル面での新しさはうかがえない。
製鉄所の安定操業と効率化に寄与する旨はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
大分の地域ベンチャーとして表彰を受けた点は書かれるが、地域の雇用や経済成長への牽引は具体的に書かれていない。
新日鐵住金大分への納品を足がかりに、神戸製鋼など国内高炉メーカー各社へ販路を広げ、10高炉への導入を実現した。国内シェアは既に20%を超えるという。今後は海外高炉メーカーへの営業展開を進め、アジアから欧米諸国へ販路を開拓する計画である。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
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効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
ジルコニア素材の技工物をCAD/CAMで設計し、最終形態に近い形状に削り出したうえで、焼結・着色・最終仕上げまでを自社で行う体制を構築した。
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