南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社南光
成果タングステンの加工時間は鉄・ステンレスと比べて最低でも5倍以上かかる
| 事業者名 | 株式会社南光 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 鹿児島市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 188人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1971年 |
切削加工(機械加工分野)では、鉄・ステンレス・アルミ・銅を主な材質としている。これらの材質では、大手メーカーの海外調達率の上昇と設備や加工技術の海外流出が進み、国内市場での単価が下がっている。そのため付加価値を見出すことが年々難しくなっていた。一方、レアメタルの切削加工は付加価値が高く需要増が期待されたため、本事業に取り組んだ。
抱えていた課題
やったこと
レアメタルのタングステンを対象に、外周加工、段付加工、ポケット加工、ならい加工の4加工を中心に、材質の特性、加工条件、刃具の選定、他金属に比べた切削性を検証した。鉄(SS)、ステンレス、アルミと比較するテスト加工を行い、回転速度・送り速度・切込量の条件を見直した。その結果、加工条件を大幅に落とさなければ工具の消耗が激しく、鉄の4倍以上の工具が必要で破損の恐れも高いことが分かった。工具の消耗で目標寸法から外れる問題や、硬度が高いため加工中に欠けたりはがれたりする現象も確認した。
タングステンにおける精度(公差)内に収めるための基準となる加工条件を見出すことができた。タングステンは鉄・ステンレスに比べ加工条件が格段に厳しく、加工時間は最低でも5倍以上かかることが明らかになった。今後は製品製作での工程・時間短縮の改善活動を進め、独自技術を高める必要がある。また、半導体関連装置を製作する得意先などにレアメタル加工の対応力を周知し、マーケット拡大につなげていく。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存の機械加工技術を基にレアメタル加工へ展開しており、過去の加工技術蓄積との一貫性が読み取れる。
鉄・ステンレス等の国内単価低下を踏まえ、高付加価値なレアメタル加工に取り組む外部環境認識が示されている。
海外調達率上昇で単価が下がる課題を示し、レアメタル加工で付加価値を高める方向性が述べられている。
公開情報では判断できません。
試作・検証を行ったとの記述はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制への言及は薄い。
半導体関連装置の得意先へ周知しマーケット拡大を図る方針が示され、顧客像と選ばれる理由が一定程度ある。
タングステン加工の課題(工具消耗、欠け)を検証し、今後の工程改善と周知策を示している。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
鉄・ステンレスに比べ加工時間が5倍以上かかるタングステンを対象とし、一般性の低い高難度加工で高付加価値を狙っている。
新たな雇用や波及効果への言及はなく、国が補助する積極的理由は薄い。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
海外流出が進む国内加工からレアメタル加工へ転換する点に触れるが、構造転換との関連は弱い。
鹿児島の企業として地域雇用や地域経済への波及に触れる記述は見当たらず、薄い。
今後は実際に製品をつくる加工において製作工程や時間短縮するための改善活動に取り組み、独自の技術を高めていく必要がある。得意先などへレアメタルの加工ができることを周知し、マーケット拡大につなげていく。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW