超抗菌ニッケルめっきの事業化
神戸製鋼所の抗菌めっき技術を導入し、自社で性能検証を行ったうえで、試作設備(100L槽と付帯設備)を設置・稼働させた。
福山黒酢株式会社
| 事業者名 | 福山黒酢株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 霧島市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 発酵 |
| 従業員数 | 108人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2003年 |
美容ドリンク市場は、アンチエイジング意識の高まりや「内外美容」の概念の浸透などから、ここ数年順調に拡大している。中でも市場規模が最も大きいのは美肌分野である。当社では黒酢加工品の売上が全体的に大きな割合を占めるようになっている。
抱えていた課題
やったこと
特許申請中の技術を活用し、鹿児島に伝わる伝統的な黒酢製法で実用化試験を行い、美肌アミノ酸を高含有した黒酢の醸造に取り組んだ。美肌効果のあるD-アミノ酸と5-アミノレブリン酸(5-ALA)を高める醸造法を専門家の技術指導のもとで開発しようとした。ワイン酵母、ビール酵母、清酒酵母、焼酎酵母などから5-ALAを高生産する酵母を選抜したが、酵母が5-ALAを資化(減らす)することが判明し、酵母による高生産は難しいと結論づけた。そこでD-アミノ酸を中心に研究開発を進め、D-アミノ酸を高生産する乳酸菌を黒酢の仕込み工程で添加して半年間醸造し、従来法で醸造した黒酢と比較してD-アミノ酸を増やすことに成功した。さらに「食べる黒酢」の姉妹品として、浜納豆やもろみを原料とした食べる黒酢、黒酢ステーキソース、黒酢鮨、発酵辛味調味料の計4種類の試作開発を行い、そのうち黒酢ステーキソース、発酵辛味調味料、食べるもろみ黒酢の商品化に成功した。
新しい製品・サービス:食べるもろみ黒酢、黒酢ステーキソース、発酵辛味調味料
美肌効果のあるD-アミノ酸を増やした黒酢の醸造に成功し、従来法の黒酢と比べて効果成分を高めた。「食べる黒酢」を姉妹品を含めてシリーズ展開し、黒酢ステーキソース、発酵辛味調味料、食べるもろみ黒酢の3商品を商品化した。これにより黒酢を飲料から調味料へと広げ、新たな販路を開拓する足がかりを得た。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
「食べる黒酢」シリーズの商品化と黒酢加工品の売上割合の拡大が書かれ、既存の黒酢事業との連続性がうかがえるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
美容ドリンク市場が拡大していることや、黒酢は飲料という概念を覆すニッチ分野を開拓する必要があったと書かれ、外部環境への言及はあるが自社の強み・弱みの記述は薄い。
黒酢飲料のターゲットが中高年層に限られるという課題と、加工品で一般女性層へ広げる方向性が書かれているが、高付加価値化の数値目標は示されていない。
公開情報では判断できません。
専門家の技術指導のもと研究開発を進めたとあるが、社内の人材や事務処理体制の具体的な記述はない。
美肌効果のあるD-アミノ酸を訴求点とし、一般女性へ市場を広げる狙いが書かれているが、顧客ターゲットの数値的な裏付けは薄い。
5-ALAの高生産は難しいと判明し、D-アミノ酸中心に方針を切り替えた経緯が書かれ、課題への対応は示されているが、今後のスケジュールは不明確。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
美肌効果のあるD-アミノ酸高含有黒酢と「食べる黒酢」というニッチ分野の開拓が明記され、新しい分野への取り組みが具体的に読み取れる。
鹿児島に伝わる黒酢製法の活用がうかがえるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
美容ドリンク市場の拡大を背景に、食品分野での新たな市場開拓が書かれているが、日本経済の構造転換への言及はない。
鹿児島の伝統的な黒酢製法を活かした商品開発が書かれ、地域特性の活用はうかがえるが、雇用や地域経済への効果は明示されていない。
本事業で開発した「食べる黒酢」をシリーズ化し、黒酢加工品の事業展開を図っていく計画である。
神戸製鋼所の抗菌めっき技術を導入し、自社で性能検証を行ったうえで、試作設備(100L槽と付帯設備)を設置・稼働させた。
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW
関連論文を読み込み、青色の可視光を使えば水中での無線通信が可能だと考えて開発を始めた。