令和6年7月に新札発行が開始されます。従来の券売機では新札に対応していないことから、新札対応の券売機の買換え、導入を検討されておられる飲食店の皆様は多いのではないでしょうか。
そんな飲食店の皆様に今お勧めなのが、省力化投資補助金(製品カテゴリーG 券売機)です。今回は券売機について解説していきますのでご参照ください。
目次
省力化投資補助金とは
省力化投資補助金とは、2024年春頃に第1回公募を予定している補助金です。
中小企業のDX・IoT・AI導入などの費用を最大1,500万円、補助率1/2の条件で補助します。
省力化投資補助金は、カタログに掲載された省力化製品の導入を補助する制度ですが、補助率1/2、補助上限額は従業員数で決められているものの、200万~最大1500万円まで(※賃上げ要件等あり)の補助が見込まれます。
※【省力化投資補助金】2024年3月HP開設による新情報を解説!
製品カテゴリの概要
現時点でA~Iの製品カテゴリーがそれぞれ公示されています。
今回は『G券売機(食券販売機等)』について詳しく解説します。
券売機とは注文受付、券類の発行、支払い・決済業務を自動的に行う製品とされています。
券売機の対象業種、要件
対象業種は飲食サービス業とされていますが、補助金申請を活用して導入する場合、単なる買換え目的だけでは申請が出来ないところには注意が必要です。
事業の要件
①労働生産性の向上目標を設定し、その実現に向けて取り組むこと
②(上限引上の場合)賃上げの目標を設定し、実現に向けて取り組むこと
③導入を契機として、従業員の解雇を積極的に行わない
④人手不足の状態にあることが確認できること
⑤全ての従業員の賃金が最低賃金をこえていること
など要件が設けられている事にも注意が必要です。また駐車場などにある券売機はもともと実質的に労働を伴わない券売機として補助対象外となります。
活用事例(券売機の種類)
①タッチパネル式
各テーブルにメニューを選択できる機器を設置し、注文、キャッシュカウント機能により、会計時にも別機器による自動精算並びに売上集計までを可能とします。
②決済機能付き
昨今、PayPay に代表されるスマホ等で利用するキャッシュレス決済に対応した券売機、あるいは精算機
③従来式店頭入口付近に設置する券売機
入金して、メニュー選択ボタンを押すことで精算・テーブルでの注文受付等をなくし効率化をあげる
④多言語対応付き
インバウンド対応で、多言語(中国語、韓国語、英語等)に対応したメニューを選択できる機器
これらの様々な省力化、効率化の活用事例が見込まれます。
券売機 タッチパネル
省力化効果(券売機の省力化効果)
券売機を設置することで見込まれるその効果は以下の①②となります。
①効率を上げ、店舗全体の生産性向上に貢献できる
②キャッシュレス会計に対応することで会計時の精算、売上集計の効率化にもつながる
それぞれに人手を使い、来店前の釣銭準備、注文受付、精算会計、売上集計にかかっていた労力、コストが機器を使用することで労力を違う場面に活用することが出来るようになったり、飲食店業界の人材不足にも貢献できる機器の導入は今後ますます必要になってくるものと思われます。
新札発行開始はR6.7月から
新札の発行がR6.7月から開始されます。新札に対応するため、券売機を従来利用されていた飲食店業界の皆様にとっては買換えは必須のものとなります。
券売機の導入に掛かる費用(補助率1/2)
導入費用はメーカー、機能によって様々ですが、数十万~数百万円程度で導入可能です。
設置費用も数万~数十万円程度です。
従業員5名以下の飲食店店舗の場合は補助上限が200万~300万円(※賃金枠等の条件有)となっていますので、400万~600万円程の機器・設置費用を含めた導入費に充てることが可能となります。
新札対応で券売機の導入をご検討の場合、これだけの費用を補助してもらえる省力化投資補助金を是非活用されることを是非お勧めします!
そして、採択率が80%位になると見込まれている第1.2回目が狙い目です!
省力化投資補助金の申請の流れ
※製品販売事業者と共同申請が必要
ここで注意する点が、省力化投資補助金の申請をする際に、導入する券売機の販売事業者と共同で申請することが必要になる点です。
補助金を利用して購入する商品に対して、きっちり保守メンテナンスまで行ってください。
また、そういう製品販売事業者から導入してくださいという意図があり、単独で行えないところがネックです。
共同申請について「どこから購入すればいいのかわからない」「どうやって共同申請をしたらいいのか」等 お気軽に弊社、レオンストラテジー株式会社までご相談ください!
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中小企業者・個人事業主様向け:補助金活用サポートについて
補助金を用いた機器・製品購入のご案内
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質問や疑問がございましたら、どうぞ気軽にご相談ください。
省力化投資補助金申請をご検討の皆様へ
第1回.2回の採択率は高いと言われていますが、初回ということもあり、まだまだ詳細なスケジュール、方法等公示されていないところもある中で、第1回目に間に合うように準備は進めておく必要があります。補助金申請において高品質、高採択率を誇るレオンストラテジー株式会社まで、まずは一度ご相談ください!(ご相談は無料です。)
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令和6年度予算版 補助金リスト
全国には経済産業省をはじめとする官公庁や市区町村など様々な行政機関から公募される補助金は何千種類とあります。主要な補助金をリストアップし、皆様にご活用いただきやすい形でご提供します。