ものづくり補助金第19次公募に関心のある事業者の皆様、準備は進んでいますか?この補助金は、新たな製品開発やプロセスの改善を目指す事業者にとって、成長のチャンスを広げる貴重なサポートとなります。申請に向けた具体的な計画作成や、採択されるためのポイントを抑えておくことが成功への鍵です。この記事では、第19次公募の最新情報や申請のコツ、採択を勝ち取るための重要なステップについて詳しく解説します。
ものづくり補助金を最大限に活用し、次のビジネスステージへと進みましょう!
目次
ものづくり補助金とは
ものづくり補助金は、中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。大手企業ではない中小企業や個人事業主がものづくり補助金の対象です。
【最新】ものづくり補助金とは?補助額や申請要件、採択傾向を解説!
ものづくり補助金は第19次以降も継続?
2024年5月、経産省にて開催された第16回 産業構造審議会における、製造業の政策の方向性の中でものづくり補助金について触れられている場面がありました。最新の資料にも、来年度以降もDX投資喚起策として「ものづくり補助金を中心に製造業DXを進める」と記載があります。
来年度以降の予算は本審議会をベースに検討が進められるため、これらの情報からものづくり補助金は第19回公募以降も継続すると考えてよいでしょう。ものづくり補助金は毎年、補正予算で閣議決定されますので、遅くとも8月頃には予算案が提出されると思います。
ものづくり補助金 第19次公募について
ものづくり補助金第19次の公募についてはまだ公表されていません。
令和4年12月に公表されている資料では令和6年度まで切れ目なく公募される予定であることが記載されています。19次で申請しようと考えている方も多いのではないでしょうか?
出典:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金について(Ver.1.1) 令和6年2月中小企業庁技術・経営革新課
上記のようにすでに開示されている資料を見ると、ものづくり補助金第19・20次までの実施は濃厚ではないかと推測されているのです。
第19次公募の申請スケジュール
ものづくり補助金第19次の公募日程はまだ開示されていません。しかし、一部のネット情報やSNSの投稿を見ると「早ければ2024年10月にも第19回公募が開始されるのでは?」と噂されています。下記はあくまで弊社の予想となります。
- 公募開始・・2024年9~10月下旬頃
- 申請受付・・2024年11~12月中旬
- 応募締切・・2025年2~3月上旬日
ものづくり補助金第19次 申請枠
下記はものづくり補助金第18次ですが、第19次も同様に3つの申請枠(省力化枠、製品・サービス高付加価値枠、グローバル枠)で公募されると思われます。
ものづくり第17次は省力化枠(オーダーメイド枠)だけしか申請できませんでしたが、第18次から省力化枠に加えて「製品・サービス高付加価値化枠」と「グローバル枠」も追加されました。ものづくり補助金第19次でも、大きな変更がない限り引き継がれるでしょう。
賃上げによる補助額引き上げ特例
第18次以降から賃上げをする事業者への支援が拡充され、要件を満たすと補助上限の引上げ特定を受けることができます。
賃上げ事業者には嬉しい反面注意点もあります。それは、要件未達の場合、返還義務などが生じることです。達成の考え方や算出方法、賃上げ計画は入念に計画しておきましょう。
特例の適用は必須ではありませんが、おすすめです。事業計画書が審査の肝となりますので、認定支援機関にまずは相談してみてください。
2024年 ものづくり補助金の変更点
その他、2024年度のものづくり補助金の変更点としては以下があります。
1.一部事業者に口頭審査を実施
第17次以降から一定の投資規模を実施する事業者に対して、口頭審査が導入されます。これまで口頭審査などはなく、基本的に申請書類と事業計画書による審査で採択が決まっていました。口頭審査がどの程度影響するかは不明ですが、審査プロセスが一部変更されると見込まれます。
3.助成金との連携
ものづくり補助金の「製品・サービス高付加価値化枠」で交付決定を受けた中小企業等に対し、人材の賃金の一部を助成金による助成されます。
昨今の景気の変動、産業構造の変化その他の経済上の理由により事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた中小事業主等が生産性向上等に必要な新たな人材を雇入れた場合に、当該事業主に対し、当該人材に係る賃金の一部を助成する 「産業雇用安定助成金(産業連携人材確保等支援コース)」との連携を実施。
ものづくり補助金|第19次公募
ものづくり補助金第19次 まとめ
2024年5月に行われた審議会において、ものづくり補助金第19次以降も実施する政策方針であることが発表されました。次回の公募日程はまだ開示されていませんが、早ければ2024年6月にも第19次公募が開始されるかもしれません。
本記事は最新情報が公開され次第更新してす。ぜひ引き続きご確認のほどよろしくお願いします。
ものづくり補助金以外の活用も検討を
ものづくり補助金第19次は公募される見込みですが、今のところ公募されていません。全国には様々な補助金がありますので、他の補助金に申請するのも一案です。
例えば、小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金は通年公募のため、現在も公募されています。全国で最も申請される補助金ですので予算も大きくおすすめです。
〇小規模事業者持続化補助金 第17回
小規模事業者持続化補助金 第17回の最新情報を解説
〇事業再構築補助金第12回
【2024.4】事業再構築補助金 第12回公募の最新情報を解説
ものづくり補助金第19次の申請相談窓口
ものづくり補助金第19次の申請や活用方法に関するご相談はこちらまでお願いします。補助金申請が初めての方にも分かりやすくご説明させていただきます。
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令和6年度予算版 補助金リスト
全国には経済産業省をはじめとする官公庁や市区町村など様々な行政機関から公募される補助金は何千種類とあります。主要な補助金をリストアップし、皆様にご活用いただきやすい形でご提供します。
PROFILE
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兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。
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