この事例のポイント
- バリ取りは3人が1日約5時間、粉じんの中でグラインダーを当てる手作業だった。
- 自社の鋳物を持ち込んで試し削りをし、1個ずつ形を読んで削る道筋を変える協働ロボットを選んだ。
- 手作業が無くなり、翌年の健康診断で産業医の指摘もなくなった。
事業者のプロフィール
| 事業内容 | 水道のバルブや機械の部品の鋳物をつくる鋳造の会社 |
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| 所在地 | 島根県 |
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| 業種 | 製造業 |
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| 従業員数 | 従業員40名 |
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課題と取り組み
抱えていた課題
- 鋳物のバリ取りはグラインダーで1個ずつ削る手作業で、3人が1日約5時間、粉じんの中で作業していた。
- 産業医から粉じんの対策を強く求められ、マスクと集じん機を増やしても作業場の空気はあまり変わらなかった。
- 鋳物は1個ごとにバリの出方がちがい、決まった動きのロボットでは削りすぎや削り残しが出ると同業者から聞いていた。
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やったこと
- 製造部長が展示会で、AIのカメラで1個ずつの形を読んで削る道筋をその都度変える協働ロボットを見つけ、自社の鋳物を持ち込んで試し削りをしてもらった。
- 柵の要らない協働ロボットを選んで集じんのフードの中に入れ、人は外から部品を置くだけにした。
- まず形の単純なバルブの胴体から始め、削り残しの写真を毎日ロボットの会社に送り、半年かけて削り方を直した。
- バリ取りをしていた3人のうち2人は、鋳型づくりと検査の担当に移った。
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事業の効果
- 粉じんの中のバリ取りの手作業:1日約5時間から0時間に
- バリ取りの時間:1個約4分から約2分半に
- 削りすぎの不良:月約60個から約10個に
- 作業場の粉じんが減り、翌年の健康診断で産業医の指摘がなくなった
今後の展望
削りの記録からバリの多い鋳型を見つけて直し、バリそのものを減らす。
同じ使い方に補助金は使える?
協働ロボットとAIのカメラ、集じんの設備は、省力化投資補助金(一般型・カタログ型)やものづくり補助金などが対象になりえます。働く環境の改善だけでは計画になりにくく、生産性がどれだけ上がるかを数字で示すのがかなめで、御社の使い方が対象になるかは公募要領の条件で変わります。
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出典・補足
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