鍛造品をAIロボットで取り出し、夜間を無人運転に

成果夜間の無人運転:0時間から1日6時間に

この事例のポイント

  • 約8kgの鍛造品を人が箱から1個ずつ取り出していて、腰を痛めて休む人が続いていた。
  • 黒くて光らない部品は形のデータを先に学ばせ、AIのカメラで向きを見分けてつかめるようにした。
  • 夜も機械加工を回せるようになり、工場見学で若い人に見せられる仕事が増えた。

事業者のプロフィール

事業内容建機や農機の部品を鍛造でつくる会社(鍛造ライン3本)
所在地岩手県
業種製造業
従業員数従業員52名

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 鍛造したあとの部品は箱にばら積みで入り、次の機械加工には人が1個ずつ取り出して並べていた。1個は約8kgあった。
  • この作業で腰を痛めて休む人が続き、求人を出しても若い人は工場を見学すると来なかった。
  • 機械加工は夜も回せるのに、取り出す人がいないため、夜は止めるしかなかった。

やったこと

  1. ロボットの会社に相談し、ばら積みの部品の向きと位置をAIのカメラで見分けてつかむロボットを、まず1本のラインで試した。
  2. 黒い鍛造品は光らずカメラで見分けにくかったため、部品の形のデータを先に学ばせ、つかむ場所を3か所に決めた。
  3. つかみ損ねたときはロボットが箱をゆすってやり直すようにし、それでも取れないときだけ朝に人が片付ける形にした。
  4. 取り出しをしていた2人は、ロボットの段取りと機械加工の検査を担当するようにした。

事業の効果

  • 夜間の無人運転:0時間から1日6時間に
  • 取り出しの作業で腰を痛めて休む人:その後0人
  • 機械加工の月の生産量:約2割増
  • 工場見学で「ロボットを動かす仕事」を見せられるようになり、高校の新卒が2人続けて入社した

今後の展望

2本目のラインにも入れ、鍛造から機械加工までを夜も止めずに流す。

同じ使い方に補助金は使える?

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出典・補足

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