この事例のポイント
- ロボットに動きを教えるのに1品番4時間かかり、くり返しの品にしか使えていなかった。
- 入社5年目のロボット担当の提案で、カメラが部材の位置と継ぎ目を読んで道筋を作る形にした。
- ロボットで溶接する品が全体の6割になり、職人が1人辞めても受けられる量は減らなかった。
事業者のプロフィール
| 事業内容 | 工場の架台や鉄骨の部材を溶接でつくる製缶の会社(溶接ロボット2台) |
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| 所在地 | 高知県 |
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| 業種 | 製造業 |
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| 従業員数 | 従業員28名 |
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課題と取り組み
抱えていた課題
- 注文の8割は1回きりか数個だけの品で、溶接ロボットに動きを教える(ティーチング)のに1品番4時間かかるため、くり返しの品にしか使っていなかった。
- 溶接は60代の職人3人に頼っていて、そのうち1人は「あと1年で辞める」と言っていた。
- 切断や曲げの寸法が少しずれるだけでロボットの溶接が外れ、手で直すのに時間がかかっていた。
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やったこと
- 入社5年目の溶接ロボットの担当が、展示会でAIカメラが溶接の場所を見つけて道筋を直す仕組みを見つけ、社長に提案した。
- まず数の多い形の架台に限り、カメラが部材の位置と継ぎ目を読み、図面のデータからロボットの道筋を自動で作るようにした。
- 部材を台に置く位置がばらつくと外れたため、置き方の治具を作り、最初の3か月で置き方を決めた。
- 職人3人には、ロボットが溶接したあとの仕上げと、難しい継ぎ目の溶接に専念してもらった。
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事業の効果
- ティーチング:1品番4時間から40分に
- ロボットで溶接する品:全体の2割から6割に
- 溶接の外れを手で直す時間:月約50時間から約10時間に
- 職人1人が辞めたあとも、受けられる注文の量は減らなかった
今後の展望
図面のデータから道筋を作る範囲を鉄骨の柱にも広げ、建物向けの仕事を増やす。
同じ使い方に補助金は使える?
ロボットとAIカメラ、治具、図面から道筋を作るソフトを合わせた導入は、ものづくり補助金や省力化投資補助金(一般型)などが対象になりえます。今あるロボットに足すだけの場合も含め、何が対象の経費になるかで計画の組み方が変わり、御社の使い方が対象になるかは公募要領の条件で変わります。
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出典・補足
この一覧には、採択事例のほかに参考事例も含まれています。