この事例のポイント
- 売上の8割が下請けで、自社ブランドの柄の案はデザイナー1人で3週間かかっていた。
- 画像生成AIの柄は織れなかったため、織機で織れる決まりと売れた柄をもとに案を出す形に変えた。
- 新商品が年11品になり、自社ブランドを置く小売店が41店に増えた。
事業者のプロフィール
| 事業内容 | タオルを織る工場 |
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| 所在地 | 愛媛県 |
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| 業種 | 製造業 |
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| 従業員数 | 従業員30名、うちデザイナー1名 |
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課題と取り組み
抱えていた課題
- 売上の8割は大手からの下請けの生産で、単価は毎年のように下げられていた。
- 自社ブランドを始めたが、デザイナーは1人だけで、1つの柄の案を出すのに3週間ほどかかり、新商品は年に4つしか出せなかった。
- 展示会で小売店のバイヤーから「季節ごとにもっと柄がほしい」と言われても、応えられなかった。
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やったこと
- 最初は画像生成AIに「北欧風のタオルの柄」と頼んだが、ありふれた絵ばかりで、織ると細い線がつぶれて使えなかった。デザイナーは「織れない柄は柄じゃない」と言った。
- デザイナーが、自社の織機で出せる色の数と線の細さの決まりを整理し、過去に売れた柄120点と一緒にまとめた。
- その決まりと売れた柄をもとに、画像生成AIが織れる柄の案を一度に20点出す仕組みを作った。
- デザイナーは20点から選んで直し、試し織りに回す。バイヤーにも案の段階で見せ、意見を聞いてから試し織りする順番にした。
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事業の効果
- 新しい柄の案を出すまで:約3週間から約4日に
- 自社ブランドの新商品:年4品から年11品に
- 季節ごとの柄を出せるようになり、自社ブランドを置く小売店が23店から41店に増えた
- 自社ブランドの売上は全体の2割から3割になり、下請けの単価に左右されにくくなった
今後の展望
バイヤーの意見と売れ行きを記録し、次の季節の柄の案に生かす。
同じ使い方に補助金は使える?
自社の織機の決まりに合わせた柄の案出しの仕組みと、新しい柄を織るための設備は、ものづくり補助金などが対象になりえます。自社ブランドで新しい市場に出る計画なら新事業進出補助金も考えられ、御社の使い方が対象になるかは公募要領の条件で変わります。
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出典・補足
この一覧には、採択事例のほかに参考事例も含まれています。