【2026年最新】家賃や人件費も対象になる創業支援助成事業の申請・採択を完全ガイド
この記事の要点
東京都では、都内開業率の向上を目標に掲げ、東京都における創業のモデルケースになりうる都内で創業予定の個人の方又は創業から間もない中小企業者の方等に対し、賃借料、広告費、従業員人件費等、創業初期に必要な経費の一部を助成する「創業助成事業」を実施しています。

東京都では、都内開業率の向上を目標に掲げ、東京都における創業のモデルケースになりうる都内で創業予定の個人の方又は創業から間もない中小企業者の方等に対し、賃借料、広告費、従業員人件費等、創業初期に必要な経費の一部を助成する「創業助成事業」を実施しています。
本日の記事では「創業助成事業」について解説していきます。
東京都 創業助成事業の概要
平成27(2015)年度に開始され、春と秋の年2回、募集が行われています。例年、公募開始から締切まで約1か月しかないため、公募開始前から事前準備しておくことがおすすめです。
管轄は東京都中小企業振興公社となり、公式サイトはこちらです。
・TOKYO創業ステーション:「令和5年度 創業助成事業」申請
創業助成事業は家賃や人件費も補助対象
東京都の「創業助成事業」とは、創業のモデルケースとして創業の機運醸成につながる東京都内での創業予定者などに対して、賃借料・広告費・従業員人件費といった「創業初期に必要な経費」の一部を支援する助成金制度です。
通常、助成金や補助金で家賃や人件費が補助対象となる制度は少なく、創業助成事業は非常に使い勝手良いため、創業時に積極的に検討していきたい制度の一つです。
[記事中段バナー広告]創業助成事業 申請要件
どういった方が創業助成事業の申請要件の対象となるのでしょうか。自身の要件の適格性は、以下のフロチャートで確認できます
個人や個人事業主、法人などの形態によって確認するポイントが異なります。基本的に上記のいずれかに該当しない場合は「補助対象外」となるため気を付けましょう。
また、申請要件として、指定された創業支援事業の利用などが必要です。申請要件を満たすには2ヶ月以上かかるものがほとんどのため、申請に向けて計画的に事業を利用することが重要です。
創業支援事業を受けることが条件
都内の創業予定者又は創業して5年未満の中小企業者等のうち、本助成金を申請する事業を実施するために以下の①~⑱の創業支援事業を利用の上、いずれか一つを満たし、申請要件確認資料の提出が可能な方が対象となります。また、この他にも満たす必要のある要件があります。詳しくは最新の募集要項をご確認ください。
創業助成事業 助成額と助成率
創業助成事業の助成額は100~最大300万円です。助成率は、助成対象と認められる経費の2 / 3以内です。この助成対象経費に助成率を乗じて、助成金額を算出します。たとえば、助成対象経費が450万円の場合は、2/3である300万円が助成金となります。
創業助成事業 審査方法
審査方法は大きく3つに分かれており、書類審査、面接審査、総合審査を以て採択結果が決定します。審査期間は延べ約6か月程度です。
- 書類審査(形式審査)
○申請者と申請内容が、申請要件に適しているか - 書類審査(内容審査)、面接審査
○製品・商品・サービス内容の完成度
○問題意識・潜在力の明確さ
○対象市場に対する理解度・適応性
○事業の実現性
○助成金の活用方法の有効性
○スケジュール・経営見通しの妥当性
○資金調達の妥当性
○申請経費の妥当性 - 総合審査
○書類審査と面接審査の結果から判断して、助成事業者として適しているか
創業助成事業の採択率
創業助成事業の採択率は10~20%台となっています。小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金などの通年公募型に比べる難易度は高めです。
創業助成事業 2024年度の公募時期
2024年度の創業助成事業の公募時期はいつ頃になるのでしょうか。例年、上期と下期に公募が実施されており、2024年度も以下のスケジュールで公募されるでしょう。
- 2024年 上期公募:2024年4月~5月
- 2024年 下期公募:2024年9月~10月
自治体の補助金の関連記事
一覧へ公開 2026/5/19
要点結論 東京都中小企業振興公社(以下、公社)の助成金は、都内の中小企業・個人事業主が創業、設備投資、サイバーセキュリティ対策、BCP、販路開拓、展示会出展に使えます。この記事の用途別の早見表で、自社に合う助成金を絞り込めま…
公開 2026/5/19
要点「BCPは作った。でも、実際の備えはまだ何もできていない」——そう感じている中小企業経営者は多いのではないでしょうか。非常用発電機・データバックアップシステム・非常用備蓄品……。リストアップすればするほど、費用が膨らんで…
公開 2026/5/19
要点「機械を入れ替えたい」「基幹システムをリプレースしたい」「AIを組み込んだ新ラインを立ち上げたい」——設備投資の計画はあっても、数千万〜数億円規模の資金調達がネックになっている中小企業は少なくありません。金融機関からの借…
公開 2026/5/19
要点東京都のサイバーセキュリティ対策促進助成金を解説します。都内の中小企業者・個人事業主が対象で、セキュリティ機器やソフトウェアの導入費を助成率1/2以内、上限500万円まで助成します。対象経費や申請スケジュールもわかります。
