事業再構築補助金 第13回公募の採択結果発表はいつ?

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「採択されるか不安…」第13回公募の結果を待つあなたへ

2025年3月に締め切られた第13回事業再構築補助金の申請。すでに申請を終え、結果を待っている今、

  • 採択率はどれくらい?
  • 結果はいつ発表される?
  • 採択後の流れは?
  • 万が一、不採択だったらどうすれば?

そんな不安や疑問を感じていませんか?

この記事では、第13回の採択結果の見通しやスケジュール、今のうちにやっておくべき準備をわかりやすく解説します。

事業再構築補助金とは

事業再構築補助金とは、思い切った事業再構築をする中小企業に向けた補助金です。ポストコロナ・ウィズコロナの時代の経済社会に対応するため、中小企業等が新たな事業を行う場合に必要となる資金(最大8,000万円、補助率2/3)を支援する補助金です。第13回公募をもって本補助金は終了するといわれています。

【最新】事業再構築補助金とは?補助額や申請要件、採択率を解説

第13回公募の採択結果はいつ発表される?

第13回公募の結果発表は、例年のスケジュールから見て以下のタイミングが予想されます。

  • 公募締切:2025年3月26日
  • 採択結果発表:2025年6月下旬~7月(締切から約3か月後)

採択者には事務局からメール通知+公式サイトで公表されるのが一般的です。

事業再構築補助金|過去の採択率

事業再構築補助金の採択率は、回を重ねるごとに変化しています。初期の第1回では36.0%とやや厳しい採択率でしたが、第6回〜第8回では50%を超えるなど、一時的に採択率が上昇しました。

しかし、最新の第11回公募では26.5%と、これまでで最も低い採択率となり、競争の激化が顕著になっています。

事業再構築補助金(第11回公募)の採択結果について考察 | 資金調達コラム | 資金調達と中小企業施策の活用支援を通じて成長を目指す企業を次のステージへ。

このように、制度への注目度が高まる一方で、採択される難易度も年々上昇しているのが現状です。

採択後の流れと事業開始前の注意点

1. 採択通知が届いたら

まず、事業再構築補助金事務局からの通知メールに注意。迷惑メールフォルダに入っていることもあるので確認を。

2. 交付申請の準備

採択後は、「交付申請」というステップを経て、正式に補助金の使用が可能になります。

  • 補助事業の内容に変更がないか
  • 見積書・契約書の整備
  • 納期・実施スケジュールの再確認

をこのタイミングで整えておきましょう。

3. 交付決定後に事業スタート

交付決定が出てからが本番です。事前着手は原則NGなので、実際の発注・支出は交付決定後に行うようにしましょう。

しかし、今回の公募は過去よりも競争が激しく、採択率が低下することが予想されています。申請が増加する一方で、予算に限りがあるため、より厳密な審査が行われ、採択される事業者の割合は減少傾向にあります。

そのため、採択結果の発表が近づく中、事業者は自社の事業計画を再確認し、どのように採択結果に備えるかが重要となります。

不採択でも諦めないで|検討すべき補助金3選

事業再構築補助金は、第13回公募をもって終了予定です。そのため、「次のチャンス」はもう訪れないかもしれないと感じる方もいるかもしれません。

しかし、実際には 他にも事業拡大・設備投資を支援する補助金は多数存在します。

ここでは、不採択だった方が次に検討すべき代表的な3つの補助金制度をご紹介します。

ものづくり補助金

中小企業が新製品開発・生産性向上・業務効率化などに取り組む際に使える補助金です。機械設備やシステム導入など、再構築補助金に近い目的でも活用できます。

  • 補助上限額:最大3,000万円(枠により変動)
  • 補助率:1/2〜2/3
  • 対象経費:設備費、試作費、IT導入費、外注費など

「再構築は無理でも、技術開発なら勝負できる」という事業者におすすめです。

解説記事:【最新】ものづくり補助金とは?最新要件や採択傾向を解説!

中小企業新事業進出補助金

2025年度から新設された、業種・市場をまたいだ新規事業展開を支援する注目の制度です。まさに事業再構築補助金の“後継ポジション”ともいえる内容です。

  • 補助上限額:最大7,000万円
  • 補助率:最大2/3
  • 対象経費:設備、広報、システム導入、広告宣伝など

「再構築で描いた事業アイデア」を活かし、形を変えて再チャレンジできます。

解説記事:【最新】中小企業新事業進出補助金を最新解説

③小規模事業者持続化補助金

販路開拓・業務効率化を目的とした補助金で、比較的申請ハードルが低いのが特長です。ホームページ制作やチラシ広告、設備投資にも活用でき、少額ながらも使い勝手のよさが魅力。

  • 補助上限額:50万〜250万円(枠により異なる)
  • 補助率:2/3〜3/4
  • 対象経費:広告宣伝、Web制作、備品購入、外注費など

「予算は小さくても、確実に前進したい」方に最適な選択肢です。

解説記事:【最新】小規模事業者持続化補助金 最新の申請枠や要件等を解説

再申請には対策は必須

実際、一度は不採択になったものの、書類を見直して次回で採択された事例は多数あります。再チャレンジを成功に導くには、早めの振り返りと対策がカギです。

「どこを修正すべきか自分では分からない…」
「別の補助金も気になっている」

そんな方は、以下のフォームよりお気軽にご相談ください。
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事業再構築補助金以外の補助金

以下の通年公募型補助金についてご紹介します。事業拡大や設備導入の計画がある方は、各補助金についてぜひ調べたり、お問い合わせいただくことをお勧めします。

2025年|中小企業が申請できる7大補助金を徹底解説

事業再構築補助金 相談窓口

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PROFILE

稲野 健夫(代表取締役)
稲野 健夫(代表取締役)
兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。

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