【最新】2023年度補正予算が発表!令和6年度の補助金をまとめて解説

補助金

2023年度の補正予算案として、主に物価高騰への対策や持続的賃上げを目指す経済対策が策定されました。この記事では、補正予算の詳細、その目的、そして今後の国会での審議過程について解説します。

2023年度補正予算案の経緯と流れ

  1. 岸田首相の指示:2022年9月26日、岸田首相は閣僚に対し、物価高対策や持続的賃上げなど5つの経済対策を10月末までにまとめるよう指示しました。
  2. 補正予算案の編成期間:補正予算案の編成には約3週間かかり、10月末から11月上旬に経済対策を決定する予定です。
  3. 国会提出と審議開始:補正予算案は11月20日前後に国会に提出され、財務相の演説と各党代表質問を経て、11月下旬に審議が開始される見込みです。
  4. 補正予算案の成立予定:補正予算案の成立は11月末から12月初旬になるとされ、政府と与党は早期成立を目指しています。
  5. 目的と歳出追加額:この補正予算案は「デフレ完全脱却のための総合経済対策」と位置づけられ、一般会計の歳出追加額は13.1兆円です。

補正予算と概算要求の違い

補正予算と概算要求は、どちらも予算制度の一部であり、日本の財政運営において重要な役割を果たしています。しかし、それぞれの目的や成立過程には違いがあります。

  • 補正予算の目的:当初予算で想定外の出費や緊急の経済対策、災害復旧などに対応するために使われます。予算が成立した後に提出され、議決を経て成立します。
  • 概算要求の目的:次の会計年度の予算案作成の基礎となる情報を収集するために使われます。各省庁が予算額を計算し、財務省に提出します。財務省はこれを基に予算案を作成し、国会に提出、議決を経て成立します。

以上のように、補正予算と概算要求は、それぞれ異なる目的や成立過程を持っています。しかし、どちらも日本の財政運営において重要な役割を果たしています。

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2023年度補正予算案の全体像

予算案の総額と主な支出項目

2023年度の補正予算案は、総額13兆1992億円に上ります。この予算は、日本政府が物価高対策や国内投資の促進を目的として設定しました。

  • 物価高対策(約2.7兆円):低所得者支援、ガソリン補助金、電気・ガスの補助拡充
  • 持続的賃上げと所得向上(約1.3兆円):中堅・中小企業への補助金拡充、介護職などの処遇改善
  • 成長力強化・投資促進(約3.4兆円):半導体基金、5G通信システム基盤強化
  • 人口減少対策(約1.3兆円):デジタル田園都市国家構想、地域公共交通の活性化
  • 安全・安心の確保(約4.3兆円):災害復旧、自衛隊の安全保障対策​​。

1.物価高騰と国内投資促進を目的とした政策の概要

この補正予算案は、物価高騰への対応として、特に低所得者層の支援に重点を置いています。また、国内経済の成長と競争力強化を目指し、半導体産業をはじめとする先端技術分野への投資を大幅に拡大しています。これにより、経済の安定化と持続可能な成長の実現を目指しています。

1.物価高対策:低所得者支援とエネルギー補助

①物価高対策の具体的内容

2023年度の補正予算案には、物価高騰への対策として低所得者層への支援が含まれています。具体的には、ガソリン補助金や電気・ガス料金の補助拡充が行われます。これらの措置により、家計に対するエネルギー費用の負担を軽減し、物価上昇の影響を緩和することが狙いです。

②持続的賃上げと所得向上のための政策

中堅・中小企業に対する補助金の拡充が行われ、これにより経営の安定化と賃金の持続的な上昇が期待されます。また、介護職員などの処遇改善にも予算が割り当てられ、これにより職場環境の改善と賃金上昇が図られます。さらに、農林水産物や食品の輸出拡大支援も計画されており、国内産業の成長と所得向上に寄与することが期待されます。

2.持続的賃上げと所得向上のための政策

①中堅・中小企業への補助金拡充

2023年度補正予算案では、中堅・中小企業に向けた補助金が拡充されます。これにより、これらの企業の競争力強化と、従業員の賃金向上が目指されます。

②介護職などの処遇改善

介護職を含む一部の職種では、職場環境の改善と賃金の引き上げが計画されています。これにより、仕事の質と生活の質が向上することが期待されます。

③農林水産物や食品の輸出拡大支援

農林水産業と食品産業への支援も強化され、輸出拡大を通じて国内産業の成長を促進することが狙いです。

3.成長力強化と国内投資の促進

①半導体基金への投資

半導体産業は、技術革新と国際競争力を高めるための重要な分野です。予算案では、半導体の研究開発と生産拠点の強化に2兆円が割り当てられています。

②5G通信システム基盤の強化

5G通信技術の基盤強化も予算案の重点項目です。これにより、国内のデジタルインフラの充実と、新たなビジネスチャンスの創出が期待されます。

③宇宙戦略基金への投資

宇宙技術の研究開発にも注目が集まっており、予算案では宇宙戦略基金にも重要な投資が行われます。これにより、宇宙産業の成長と、国際競争力の向上が目指されます。

4.人口減少対策と国民の安全・安心確保

①デジタル田園都市国家構想

この構想は、人口減少に直面する地域での新しい生活様式を提案し、地方の活性化を目指します。デジタル技術を活用して、田園地帯における働き方や暮らし方を革新することが狙いです。

②地域公共交通の活性化

地方の公共交通システムの改善と活性化を通じて、地域間のアクセシビリティの向上を図ります。これにより、地域の結びつきを強化し、人口減少に対応します。

③災害復旧と自衛隊の安全保障対策

災害発生時の迅速な復旧作業と、自衛隊による国内外の安全保障対策に予算が配分されています。これにより、国民の生命と財産を守る体制が強化されます。

④新型コロナ対策と国際支援

新型コロナウイルス対策の継続と、国際社会への支援も重要な項目です。これにより、パンデミックの影響を最小限に抑え、国際社会との連携を強化します。

5.安全・安心の確保:約4.3兆円

①災害復旧

災害復旧には、自然災害が頻発する日本の地域社会を支援するための予算が割り当てられています。これにより、災害発生時の迅速な復旧作業と復興が可能になります。

②自衛隊の安全保障対策

自衛隊による安全保障対策にも重要な予算が配分されており、国内外の安全と安定を確保するための活動が強化されます。

③新型コロナ対策

新型コロナウイルス対策として、感染拡大防止や治療薬の開発、ワクチン接種の促進などに資金が投入されます。

④国際支援

国際支援にも予算が割り当てられ、グローバルな協力体制の強化と、国際社会への日本の貢献が目指されます。これには、人道的援助や国際的な健康危機への対応が含まれます。

まとめ:2023年度補正予算の展開

2023年度の補正予算案は、現在の経済的課題への迅速な対応を目指しています。物価高騰対策や持続的な賃上げなど、5つの柱を中心に構成されたこの予算案は、11月末から12月初旬の成立を目指して国会で審議されます。この予算案が日本経済の安定と成長にどのように貢献するかは、今後の国内外の経済環境によっても左右されるでしょう。

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PROFILE

稲野 健夫(代表取締役)
稲野 健夫(代表取締役)
兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。

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