第8回公募から超改善!新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業の最新情報

補助金

2024年11月から始まる「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」の第8回公募では、これまでの先着順方式から、すべての事業者が申請可能な新しい方式へと大幅に変更されました。この制度改正により、これまで以上に多くの企業が採択を目指せるチャンスが広がっています。事業の強化や新規ビジネスの立ち上げを検討している方にとっては、この補助金が事業成長を後押しする絶好の機会です。

この記事では、補助金の概要や助成内容、申請の具体的な流れを初心者にもわかりやすく解説します。

新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業とは

「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」は、ポストコロナ時代や急速に変化する事業環境に対応するため、企業が自社の経営基盤を強化し、持続的な成長を実現することを支援する補助金制度です。この事業では、既存事業の「深化」や「発展」に取り組む企業に対し、経営改善計画の策定を通じた経営力向上や新たな事業展開をサポートします。

 

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具体的には、企業が創意工夫を凝らして事業を成長させるための設備投資や、新商品・サービスの開発、効率的な業務運営を実現するためのデジタル化など、多様な取り組みに助成金が提供されます。この補助金を活用することで、企業は変化する市場環境に迅速に対応し、競争力を高めることが可能になります。

新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業の変更点

主な変更点

申請受付方式の変更: 従来の先着順から、申請期間中であれば全ての事業者が申請可能な方式に変更されました。これにより、申請・採択の可能性が大幅に高まっています。

事業業概要

本事業は、ポストコロナ等における事業環境の変化を課題と捉え、事業者が創意工夫のもと「これまで営んできた事業の深化又は発展」に取り組むことを支援します。具体的には、既存事業の質を高める取組や、新たな商品・サービスの開発などが対象となります。

助成率や条件

助成率

本事業では、助成対象経費の3分の2以内が補助されます。これにより、企業が行う設備投資や業務改善の負担を大幅に軽減することができます。

助成限度額

1件あたりの助成限度額は最大800万円です。事業の規模や取り組みの内容に応じて助成されるため、効果的な経営改善計画を策定することが求められます。

助成対象経費

以下のような多岐にわたる経費が助成対象となります:
  • 原材料・副資材費:事業活動に必要な原材料の購入費用
  • 機械装置・工具器具費:生産性向上を目的とした設備導入費
  • 委託・外注費:専門家の指導や外部サービスの活用費
  • 産業財産権出願・導入費:特許や商標の取得費用
  • 規格等認証・登録費:新たな市場参入のための認証費用
  • 設備等導入費:事業運営に必要な設備導入費用
  • システム等導入費:デジタル化を進めるためのシステム導入費
  • 専門家指導費:経営改善のためのコンサルティング費用
  • 不動産賃借料:事業拡大に伴う不動産賃借費用
  • 販売促進費:マーケティングやプロモーションに関する費用

申請条件

この補助金を受けるためには、事業者が既存事業の強化や新たなビジネス展開を目的として、経営改善計画を具体的に策定する必要があります。また、申請には電子申請システム「Jグランツ」を使用するため、「GビズIDプライム」の事前取得が必須です。

申請スケジュール

「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」の令和6年度の申請スケジュールは以下の通りです:

募集回 申請受付期間
第8回 令和6年11月1日~11月14日
第9回 令和6年12月2日~12月15日
第10回 令和7年1月6日~1月19日
第11回 令和7年2月3日~2月16日
第12回 令和7年3月3日~3月16日

※予算の都合等により、予告なく募集予定が変更される場合があります。また、申請件数が各月の予定数に到達した場合、申請受付期間満了前に募集を締め切ることがあります。最新情報は、東京都中小企業振興公社の公式ウェブサイトでご確認ください。

補助金の申請相談窓口

今回の制度変更により、より多くの事業者が本事業を活用しやすくなりました。自社の経営基盤強化や新たな事業展開を検討されている企業は、ぜひこの機会を活用してみてはいかがでしょうか。

 


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令和6年度予算版 補助金リスト

全国には経済産業省をはじめとする官公庁や市区町村など様々な行政機関から公募される補助金は何千種類とあります。主要な補助金をリストアップし、皆様にご活用いただきやすい形でご提供します。

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注意点

  1. 申請件数の制限
    申請件数が多い場合、受付期間内でも予定数に到達した時点で締め切られることがあります。早めの申請準備をおすすめします。

  2. 予算の都合による変更
    予算の都合により、募集期間や助成内容が予告なく変更される可能性があります。最新情報は必ず公式ウェブサイトでご確認ください。

  3. 事前準備が必要
    申請には電子申請システム「Jグランツ」を使用するため、「GビズIDプライム」の取得が必須です。取得には時間がかかることがあるため、余裕を持って準備を行ってください。

  4. 経営改善計画の具体性
    助成金を受けるためには、事業の強化や発展を具体的に示した経営改善計画が必要です。内容が不十分だと採択されにくくなるため、詳細な計画を策定することが重要です。

  5. 申請書類の不備に注意
    申請書類に不備がある場合、受理されないことがあります。書類は十分に確認した上で提出してください。

これらの注意点を踏まえて、計画的に準備を進め、補助金の活用を最大限に引き出しましょう。

PROFILE

稲野 健夫(代表取締役)
稲野 健夫(代表取締役)
兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。

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