【2026年】小規模事業者持続化補助金 第20回 申請代行サポートの費用や相場を解説

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者・個人事業主にとって、「小規模事業者持続化補助金」(持続化補助金)は最も使いやすい補助金のひとつです。一方で、申請には事業計画書の作成など専門的な準備が必要なため、申請サポートの利用を検討する方も少なくありません。

この記事では、第20回公募の最新情報を踏まえつつ、申請サポートの料金体系・費用相場・依頼先の選び方を整理します。あわせて、2026年に施行された改正で変わった「代行」と「サポート」の境界という、依頼前に必ず知っておくべき重要ポイントも解説します。

2026年は「申請代行」という言葉に注意

費用の話に入る前に、最初に押さえておくべき制度変更があります。

2026年1月施行の改正行政書士法により、行政書士などの資格を持たない者が、報酬を得て補助金の申請書類を“作成代行”することは認められなくなりました。

ただし、これは「専門家に頼めなくなった」という話ではありません。資格の有無にかかわらず、次のような支援は適法に受けられます。

  • 事業計画の策定支援・壁打ち
  • 申請書類の添削・助言
  • 電子申請(jGrants等)の操作指導
  • 補助金制度や要件の説明

つまり、「丸投げの書類作成代行」ではなく、「事業者自身の申請を専門家が伴走支援する」というのが、2026年以降の正しい形です。「申請代行」という言葉を使っている業者でも、実態は支援であるケースがほとんどです。依頼先を選ぶときは、この代行と支援の境界をきちんと説明できる事業者かどうかを、信頼性の判断材料にしてください。

💡 中小企業診断士・行政書士などの有資格者や認定支援機関であれば、支援範囲の説明と適法なサポートを安心して任せられます。

小規模事業者持続化補助金とは?

持続化補助金は、ものづくり補助金新事業進出補助金デジタル化・AI導入補助金と並び、通年で公募が行われている補助金です。年3〜4回の公募サイクルで実施されており、申請のチャンスが複数あります。

補助上限額は最大250万円(インボイス・賃上げ等の特例要件を満たした場合)、補助率は2/3〜最大3/4。小規模事業者にとって、自己負担を抑えて新しい挑戦ができる大きなチャンスです。令和8年度の予算規模は総額3,400億円にも上り、毎年約3万件以上の応募があります。

詳しくはこちら:【2026年】小規模事業者持続化補助金の最新情報を解説!

小規模事業者持続化補助金の申請枠

2026年度の持続化補助金の申請枠は以下の通りです。※クリックで解説記事へ

  1. 通常枠(最も一般的。販路開拓や広告に使いたい方におすすめ)
  2. インボイス特例(インボイス対応で費用が増えた事業者向け)
  3. 賃金引上げ特例(従業員の給与アップを予定している場合に有利)
  4. 災害支援枠(被災事業者の再建・復旧向け)
  5. 創業型(創業間もない・これから事業を始める方)
  6. 共同・協業型(複数事業者で連携する場合)
  7. ビジネスコミュニティ型(商工会や団体での取り組み向け)

「自社はどの枠が最適かわからない」という方は、無料で確認できるガイドもご用意しています。最も選択されるのは「通常枠」ですが、追加要件を満たせば「賃金引上げ枠」や「創業枠」などの特別枠にも申請できます。能登半島地震の被災事業者の方はより優遇して補助を受けられる「災害支援枠」に申請できます。

詳しくはこちら:持続化補助金の申請枠(通常枠・特別枠)を徹底比較

補助率・補助上限

補助率

  • 2/3(賃金引上げ特例の一部事業者は3/4)

補助上限額

  • 通常枠:50万円
  • インボイス特例:+50万円
  • 賃金引上げ特例:+150万円

条件を満たすことで、最大250万円まで補助上限が引き上げられる可能性があります。

補助事業実施期間

交付決定日からおよそ10か月以内です。この期間内に、計画された補助事業を完了させる必要があります。

詳しくはこちら:【最新】小規模事業者持続化補助金 2026年度も公募継続へ

申請サポートの料金体系は主に3種類

持続化補助金の申請サポートの料金は、大きく次の3つの形に分かれます。

①着手金+成功報酬(最も一般的)

申請の準備段階で着手金を支払い、採択された場合に成功報酬を追加で支払う形です。最も普及している料金体系で、着手金がある分、成功報酬の料率は抑えめに設定される傾向があります。

例:着手金40,000円+成功報酬80,000円 → 採択されれば合計120,000円

②完全成功報酬(着手金なし)

着手金が発生せず、採択されたときだけ成功報酬を支払う形です。採択されなければ費用ゼロ(または預り金のみ)で済むためリスクは低い一方、成功報酬の料率は高めに設定される傾向があります。

例:着手金なし+成功報酬「補助額の25%」 → 受給額50万円なら125,000円

③着手金のみ

採択の可否に関わらず固定額のみを支払う形です。数は多くありませんが、採択されなくても費用が発生するため、依頼前にサポート範囲をよく確認する必要があります。

持続化補助金 申請サポートの費用相場

各社のプランを横断して見ると、持続化補助金の申請サポートの相場はおおむね次のとおりです。

料金体系 着手金 成功報酬
着手金+成功報酬 10万円〜20万円前後 受給額の15%程度
完全成功報酬 なし(預り金のみの場合あり) 受給額の20%〜30%程度

総額の目安としては、おおむね20~30万円に収まるケースが多く見られます。持続化補助金は他の補助金(ものづくり・事業再構築など)に比べて書類が比較的シンプルなため、申請サポートの費用も低めに設定される傾向があります。

なお、申請枠によって料金が変わるプランもあります。通常枠より、補助額の大きい特例適用時のほうが報酬額が高くなる設定です。また、サポート業者への報酬は補助金の対象外(自費)である点も覚えておいてください。

持続化補助金の申請サポートは、レオストへ

①経営改善への強力なサポートで高採択率を実現

レオン・ストラテジー株式会社は、持続化補助金の申請プロセスにおいて、圧倒的な成功率を誇ります。平均採択率が50~60%である中、当社のサポートを受けた申請は90%以上の採択率を達成。これは、熟練の経営コンサルタントが実践的で効果的なビジネスプランを策定することで、事業者の補助金獲得に貢献しているからです。

②幅広い業種での豊富な採択実績

持続化補助金は、機械設備の導入だけでなく、多岐にわたる経費に対応しています。印刷業、クリーニング業の設備導入から、アプリ開発、生産管理や顧客管理システムの導入など、幅広い事業領域での採択実績があります。当社は多様な業種に対応し、各事業に最適な補助金獲得戦略を提供します。

③採択後の事業化への全面支援

採択された事業者に対しては、当社が一層のサポートを提供します。生産性向上、作業効率の改善、売上拡大、資金繰り改善など、事業拡大や経営改善に直結するコンサルティングを実施。事業者のさらなる成長を促進します。

申請サポートは「コスト」ではなく「投資」

持続化補助金は、小規模事業者が販路開拓に挑むための心強い制度です。ただし採択されるかどうかは、事業計画書の説得力で大きく変わります。だからこそ、申請サポートをどう使うかが結果を左右します。

サポート費用は、採択率を高め、本業の時間を守るための投資です。費用と効果を見比べて、信頼できるパートナーを選ぶことが、補助金を確実に活かす第一歩になります。

よくある質問(FAQ)

Q. 「申請代行」と「申請サポート」は何が違うのですか?

2026年1月の改正行政書士法により、無資格者が報酬を得て申請書類を作成する“代行”は認められなくなりました。一方、事業計画の策定支援・添削・助言・操作指導といった“サポート(伴走支援)”は資格がなくても適法です。実態としては、ほとんどが「サポート」にあたります。

Q. サポート費用は補助金でまかなえますか?

いいえ。申請サポート業者への報酬は補助金の対象外で、自費で準備する必要があります。補助対象になるのは、あくまで販路開拓のための経費(広報費・ウェブサイト関連費など)です。

Q. 着手金と完全成功報酬、どちらを選ぶべきですか?

リスクを抑えたいなら完全成功報酬型ですが、その分成功報酬の料率は高くなります。トータルコストで比較することが大切です。採択率の実績や、不採択時の対応もあわせて確認して判断してください。

Q. 自分で申請することもできますか?

可能です。持続化補助金は他の補助金に比べて書類がシンプルで、商工会・商工会議所の無料サポートも受けられるため、自力申請も十分現実的です。初回は専門家と組み、次回から自走する「ハイブリッド型」もおすすめです。

Q. サポートを依頼すれば必ず採択されますか?

いいえ。どの業者に依頼しても採択を保証することはできません。補助金は審査を通過してはじめて受給できるものです。採択率の実績は参考になりますが、「必ず採択」「100%」をうたう業者には注意してください。

Q. 不採択だった場合、費用はどうなりますか?

業者によって異なります。着手金は返金されないケースが多い一方、完全成功報酬型では費用が発生しない(または預り金のみ返金)こともあります。再申請サポートが契約に含まれるかどうかも、依頼前に確認しておきましょう。

Q. 第20回はいつまでに申請すればいいですか?

第20回(一般型 通常枠)の申請受付は2026年11月5日〜12月15日(火)17:00が予定されています。ただし必須書類である事業支援計画書(様式4)の発行締切は12月4日と早いため、実質的なデッドラインはそれより前と考えてください。

Q. サポート業者はどう選べばいいですか?

採択実績、認定支援機関や有資格者であるか、不採択時の対応、サポート範囲の明確さ、コミュニケーションのしやすさを総合的に見て判断してください。料金の安さだけで選ぶと、サポートが手薄で結局不採択、というリスクがあります。

Q. 商工会・商工会議所のサポートだけで申請できますか?

可能です。持続化補助金は商工会・商工会議所の伴走支援を前提とした制度で、無料で相談に乗ってもらえます。ただし事業計画書の作成自体は事業者が主体となるのが原則のため、より採択率を高めたい場合は、診断士など専門家の支援を併用する選択肢もあります。

よくある質問はこちら:持続化補助金 よくある質問(FAQ)

持続化補助金の申請や活用に関する相談はこちらです。今まで補助金等を利用したことのない事業者様も利用できるようフルサポートを提供します。


出典・参考資料

免責事項・ご注意

  • 本記事について
    本記事は、中小企業庁・補助金事務局が公表している公式資料をもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の補助金申請の採択を保証・推奨するものではありません。
  • 制度変更について
    本補助金は公募回(現在:第19回)ごとに要件・補助率・スケジュール・申請枠が変更される場合があります。また申請窓口は商工会地区と商工会議所地区で異なります(事業支援計画書(様式4)の発行先が異なるため、事前に自社の管轄を必ずご確認ください)。
  • 申請の際は必ずご確認ください
    商工会議所地区 補助金事務局サイトに掲載の最新公募要領
    管轄の商工会または商工会議所への事前相談(様式4の発行受付締切に注意)
    認定支援機関または中小企業診断士等の専門家への相談
  • 損害免責
    本記事の情報に基づいて生じた損害・損失・不利益について、当社は一切の責任を負いかねます。
  • 著作権
    本記事の文章・構成の著作権は leon-strategy.com に帰属します。引用・転載の際は出典を明記してください。

PROFILE

神谷 恒一
神谷 恒一
中小企業診断士 / 資金調達・補助金コンサルタント / 外資系戦略コンサルティングファーム出身。独立後、事業再構築補助金・ものづくり補助金を中心に200社超の資金調達を支援し、採択率80%以上を継続して維持しています。補助金申請において最も難しいのは「書類を書くこと」ではなく、「審査員に刺さる事業計画を設計すること」です。戦略コンサルとしての経験を活かし、単なる申請代行ではなく、事業計画の立案から採択後の実行フェーズまでを一気通貫でサポートすることを強みとしています。これまでの支援先は製造業・小売業・サービス業など幅広く、初めての補助金申請から複数回採択の実績づくりまで対応しています。また、補助金メディアの執筆者として1,000本超の記事を執筆。最新の制度情報・審査傾向を常にアップデートしながら、読者と支援先の双方に正確な情報を届けることを使命としています。

関連記事

カテゴリー
補助金・助成金
  1. 補助金専門のLINE公式アカウント「補助金ならレオスト!」を開設しました

  2. Recommended subsidies available for foreigners in japan

  3. 事業再構築補助金 第9回公募が開始!最新の公募要領も公開されました

公式LINE

 

友だち追加