小規模事業者持続化補助金は複数回採択できる?最新情報を解説

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金に再申請を考えている方々の中には、申請可能な回数や、一度採択された後でも再度申請できるのかについて疑問を持っている方が多いかもしれません。この記事では、小規模事業者持続化補助金における複数回の申請の可否について明確に説明します。また、過去に不採択となった場合の再申請の可能性についても詳しく解説します。

持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)とは、「小規模事業者」に「販路開拓・生産性向上を目指した取り組みに要する経費」を一部支援する制度です。商工会、商工会議所などのサポートを受けつつ経営計画書や補助事業計画書を作成し、審査の結果、採択が決定されれば所定の補助が受けられるというものです。この補助金は、事業者が販路を広げるための取り組みを後押しし、持続可能な成長を促進します。

2023年度の補正予算案において、持続化補助金は中小企業の生産性向上を目指す「中小企業生産性革命推進事業」として、2000億円が計上されています。

【2024年・令和6年度】小規模事業者持続化補助金の最新情報を解説!

 

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持続化補助金は複数回採択できる補助金

小規模事業者持続化補助金を巧みに活用することは、多くの事業者にとって大きなチャンスです。特に注目すべきは、既に採択を受けた事業者であっても、採択日から11カ月以上が経過していれば、再度の申請が可能であるという点です。申請の際に重要なのは、前回の採択から10カ月以内では申請ができないという規定です。つまり、この期間を過ぎれば、新たなプロジェクトに向けて補助金の再申請を行うことができるわけです。

採択後、再度申請が可能となる期間

以下は事務局の「再度申請が可能となる事業者」についての説明です。例えば、一般型の第5回受付分で採択された事業者は、第9回受付分以降であれば再び申請することが可能です。

さらに、採択を受けた後にどの受付回で再申請が可能かについては、持続化補助金の公式サイト内の「別紙 参考資料」セクションで確認することができます。

小規模事業者持続化補助金の公式サイト

是非この情報源を参照してみてください。これにより、適切なタイミングで補助金を再度活用する計画を立てることが可能になります。

持続化補助金 2回目申請時は審査で減点される

持続化補助金を過去に受けた事業者が再申請を考える際、特に留意すべき点があります。既に採択された事業者が再度申請する場合、過去の採択回数に応じて段階的に減点されます。これは、まだ採択されていない事業者にも補助金の機会を提供するための措置です。

過去3年以内に再申請すると追加項目も

さらに、過去3年間に採択された事業者には、審査時に追加の項目が設定されます。これらの追加項目は以下の通りです。

  1. 採択された事業実施結果を踏まえた、具体的な補助事業計画の策定ができているか。
  2. 過去の補助事業と比較して、明確に異なる新たな事業内容であるか。

このため、再申請を検討している事業者は、これらの追加審査項目を充分に満たす補助事業計画を作成する必要があります。

過去の補助事業との差異を明確に示し、新しい事業の独自性を強調することが重要です。これにより、再度の採択に向けた成功の可能性を高めることができるでしょう

持続化補助金 2024年度の補助上額・補助率

持続化補助金 2024年度の補助額

2024年度は従来の申請枠が引き続き公募される予定です。

前回までの申請枠と補助上限枠と今回からの申請枠と補助上限額の図通常枠を利用しインボイス特例を適用する場合、補助上限50万円に+50万円が加算され、最大100万円の補助が可能です。通常枠以外の特別枠では、条件を満たす小規模事業者は最大250万円の補助を受けられます。

また補助率は2/3ですが、賃金引上げ枠に取り組む事業者のうち、赤字事業者は3/4となります。

2024年度の持続化補助金の申請や活用に関する相談はこちらです。今まで補助金等を利用したことのない事業者様も利用できるようフルサポートを提供します。


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PROFILE

稲野 健夫(代表取締役)
稲野 健夫(代表取締役)
兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。

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