SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和7年度製造業青森県

冷却装置を空冷式に替え屋上に太陽光を設置、CO2を26%減らす

青森製氷株式会社

成果事業所全体のCO2排出量を年間400tから294tへ、26.5%削減する計画である。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 集合住宅の屋上という未利用スペースを発電に生かした。
  • 水冷式の冷却装置を空冷式に替え、省エネと水使用量の削減を両立した。
  • 発電した電力を製氷施設の冷却運転に使い、ピーク電力を抑えた。
  • 災害時の電源確保にもつながり、事業継続力の強化も見込める。

事業者のプロフィール

事業者名青森製氷株式会社
所在地青森県
業種製氷業
相談先冷凍設備工事事業者、金融機関

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 電力のピークと全体量の抑制CO2を減らすには、使用電力のピークと電力量の両方を抑える必要があった。スペースの活用や機器の保守にも課題があった。

やったこと

  1. 太陽光発電設備の設置所有する集合住宅の屋上に、出力615Wのパネルを204枚設置した。発電した電力を主に製氷施設の冷却装置の運転に使う。
  2. 冷却装置の更新水冷式の冷却装置を空冷式の高効率機器へ替えた。一体空冷式ブラインクーラー4台、ルーツブロア1台、天吊型ユニットクーラー3台などを導入した。
  3. 効果:保守の負担軽減冷却水の管理が不要になり、保守やメンテナンスの手間が減る。
  4. きっかけ:制度情報の入手施設の保守を担う冷凍設備工事事業者と金融機関から、この補助事業が合うと紹介された。

補助金を使った経費

  • 太陽光発電設備615W×204枚一体空冷式ブラインクーラー4台ルーツブロア1台一体空冷式コンデンシングユニット天吊型ユニットクーラー3台経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • 事業所全体のCO2排出量を年間400tから294tへ、26.5%削減する計画である。
  • 製氷・貯氷システムでは年間399tから293tへ、26.6%削減する計画である。
  • エネルギーコストを年間約755万円削減する見込みである。
  • 投資回収年数は、補助ありで約17.2年、補助なしで約21.8年である。
  • 太陽光発電の導入で、環境対策をアピールできる。

事業者の声

補助金の活用により、高効率冷却装置への更新と太陽光発電設備の導入を実施し、ピーク電力の抑制とCO2削減を実現いたしました。

当社は大正9年の創業以来、凍氷製造所として微力ながら社会に貢献させていただきました。

今回の取り組みをきっかけに、環境負荷の軽減についても社会に貢献できるよう推進してまいります。

青森県の製氷業
出典・注記

相談先と計画づくり

その他冷凍設備工事事業者
その他金融機関

今後の展望

2030年に基準年度比50%減を目指し、2027年度までに30%以上の削減を達成する。2050年には工場からのCO2排出量ゼロを掲げ、再生可能エネルギーの追加導入を検討する。

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