海外向けの増産設備を入れ、年商を約2倍に
奈良県の液状食品のOEMメーカー(従業員74名)(事業者名は伏せています)
この事例のポイント
- 売上が横ばいで、社内に新しい投資を避ける空気があった
- 海外からの増産依頼をきっかけに、生産設備の増強に踏み切った
- 補助金のために書いた事業計画が、そのまま会社の中期計画になった
事業の内容
- 課題数年間、売上が横ばいだった。製造は能力の限界から慎重、営業は取引を広げたいと対立が多く、約1億円の設備投資案は社内の反対で見送っていた。
- 課題中国市場向けのコーヒーポーションの商談が入り、国内で作れる会社が少ないこともあって、増産の体制づくりが必要になった。
- 取り組み生産工程を調合・充填・包装の3つに分けて課題を出し、そのうち殺菌の工程に超高温殺菌機を導入した。
- 取り組み採択後も、原価管理システムの導入や企画開発課の新設、自社ブランドの洋菓子と直営店の立ち上げへと広げた。
補助金を使った経費
記事の内容から、ものづくり補助金の経費区分にあてはめた区分です。
| 機械装置・システム構築費 | 超高温殺菌機 |
|---|
事業の効果
- 年商は、事業を引き継いだときと比べて約2倍になった。
- 増産で上がった業績を従業員に還元したことで、投資に前向きな空気が社内に生まれ、その後の投資計画も通るようになった。
- 原価管理システムで、商品ごとの採算をきちんとつかめるようになった。
事業者の声
ものづくり補助金の申請にあたって作成した事業計画は、その後の同社の経営計画の軸となり、補助金採択後の活動においても基盤であり続けています。
奈良県の液状食品のOEMメーカー(従業員74名)
この事例の取り組み
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酒粕から蒸留酒をつくり、25か国へ輸出市場になかった高付加価値の蒸留酒が生まれ、これまでより高い価格帯で販売。下請けの組立から、自社製品の開発へ試作の再現性と歩留まりが上がり、開発のスピードが向上。金型の設計を3D化し、熟練者頼みから抜け出す設計の8〜9割が3Dに。加工精度が上がり、工数と納期が短くなった。7名を採用し、平均年齢が40代に若返った。
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直近の23次の採択率は35.1%(応募1,275件・採択448件)。いま申請できる回は「新事業進出・ものづくり補助金」として募集されています。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。
最新の公募を見る出典
- 中小機構「補助金活用ナビ」の事例記事(当社が書き直し・要約。事業者名は伏せています。「の声」は記事中の発言の引用です)
- 経費区分は、ものづくり補助金の公募要領の区分に当社があてはめたものです
- 採択率:中小企業庁「採択結果」(23次)