【最新】中小企業省力化投資補助金を専門家が詳しく解説

中小企業省力化投資補助金

「省力化投資補助金」は、2023年度補正予算案で閣議決定した令和6年度から開始予定の補助金です。この度、省力化投資補助金の事務局公募の開示に伴い、全体像が見えてきました。

本記事では、新たに開示された省力化投資補助金の公募回数、応募頻度、採択予定者数などの最新情報について解説します。

中小企業省力化投資補助事業とは

中小企業省力化投資補助事業(省力化投資補助金)は、中小企業の省人化・省力化の取組みを支援する補助金です。DX・IoT・AI導入などに係る費用を最大1,500万円、補助率1/2の条件で補助します。令和5年度補正予算案額は1,000億円となっています。

省力化補助金の詳細は【省力化投資補助金とは?最新情報を速報解説!】で解説しています。

2024.2 省力化投資補助金の新情報が解禁!

この度、省力化投資補助事業に係る事務局の公募が開示されました。

これまで開示されていなかった様々な情報が掲載されています。特に注目すべき点について解説していきます。

中小企業庁|令和5年度補正予算「中小企業省力化投資補助事業」に係る事務局の公募について

公募回数

省力化投資補助金は、令和8年度9月末までに公募回数は15回程度設けられるとあります。事業再構築補助金は第12回、ものづくり補助金はこれまで17回公募が設けられています。

今後3年間は確実に公募が予定されており、経産省の主導する注目すべき補助金となるでしょう。

公募頻度

そして、公募頻度は2ヵ月に 1 回となっています。年間5~6回くらいでしょうか。そのため事業者の都合の良いタイミングで申請が可能です。

採択予定者数

採択予定件数は計120,000件程度となります。これは令和8年度9月末までに公募回数は15回までの合算です。

公募回ごとの平均採択者数はおよそ8000件です。これは現行のものづくり補助金(5000件程度)よりも多く、その分採択も狙いやすくなります。

④募集方法

カタログに掲載する省力化支援事業者と機器の選定を行った後、令和6年3月より公募を行うものとし、常時、中小企業・小規模事業者等からの交付申請を受け付けます。

平行して、カタログに掲載する省力化支援事業者と機器の拡充を続ける。なお、原則として、申請やその後の実績報告等は電子申請で行うものとする

⑤申請受付期間

具体的な公募時期、採択時期及び回数、各採択における採択規模、補助事業期間等は、中小機構と協議の上決定すること。

省力化投資補助金 相談窓口

これまで事業再構築補助金やものづくり補助金、IT導入補助金など、補助金を活用して多くの事業を支援してきた実績から、カタログ登録支援を受け付けています。


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令和6年度予算版 補助金リスト

全国には経済産業省をはじめとする官公庁や市区町村など様々な行政機関から公募される補助金は何千種類とあります。主要な補助金をリストアップし、皆様にご活用いただきやすい形でご提供します。

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PROFILE

稲野 健夫(代表取締役)
稲野 健夫(代表取締役)
兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。

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