SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和6年度製造業大分県

重油ボイラーを天然ガスに替え、CO2を年1,290t減らす

株式会社ジェイエイフーズおおいた

成果ボイラーの燃料転換でCO2を年1,290t、エネルギーコストを年約1,792万円減らす見込み。

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この事例のポイント

  • LNGサテライトをリースで設置し、重油から天然ガスへ燃料を転換した。
  • 蒸気漏れのあるトラップの交換とバルブの保温という低コストの対策を併せて実施した。
  • 事業所全体で2026年に19.8%のCO2削減を見込む。
  • 2030年と2050年に向けた中長期目標を掲げ、太陽光発電なども検討する。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ジェイエイフーズおおいた
所在地大分県
業種飲料・たばこ・飼料製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 重油ボイラーの更新時期とCO2排出A重油を使う蒸気ボイラーが更新時期を迎えており、CO2排出量の削減が求められていた。
  • 蒸気輸送での損失蒸気輸送管のスチームトラップから蒸気が漏れ、蒸気バルブからは放熱ロスが生じていた。

やったこと

  1. 燃料転換LNGサテライト(タンク容量80kL)をリースで設置し、2t×10台のA重油焚きボイラーを3t×6台の天然ガス焚きボイラーに更新した。
  2. 蒸気システムの改善蒸気漏れのあるスチームトラップを交換し、蒸気バルブに保温措置を講じて損失を抑えた。
  3. きっかけ:制度情報の入手共同申請者からの情報提供でSHIFT事業を知った。

補助金を使った経費

  • LNGサテライト設備天然ガス焚き蒸気ボイラー6台スチームトラップ交換蒸気バルブ保温経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • ボイラーの燃料転換でCO2を年1,290t削減する。
  • スチームトラップの改善でCO2を年14t削減する。
  • 蒸気バルブの保温でCO2を年3t削減する。
  • エネルギーコストを年約1,843万円削減する見込み。
  • 投資回収年数は補助ありで約11.0年、補助なしで約16.1年。
  • 事業所全体のCO2排出量は6,612から5,306t-CO2/年へ19.8%減る見込み。
  • 主要システム系統のCO2排出量は4,115から2,808t-CO2/年へ31.7%減る見込み。
  • すすの発生が減って伝熱面が汚れにくくなり、保温により火傷の防止にもつながる。

事業者の声

当社は1972年の操業開始以降、地域の皆様とともにJAグループの飲料メーカーとして歩んでまいりました。

蒸気ボイラー等更新に伴うCO2排出量削減に向けた取り組みは、当社のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みの大きな一歩となります。

今後も環境を意識した事業運営を推進してまいります。

大分県の飲料製造業
出典・注記

今後の展望

自家消費型太陽光発電の導入を検討し、2030年度までに基準年度比30%以上のCO2削減を目指す。2050年度までに実質ゼロを目指す。

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