この事例のポイント
- 外国語の問い合わせは英語ができる職員1人に任され、夜は日付が変わるまでメールを返していた。
- その職員が勉強会で見た事例をもとに提案し、自分が担当者になって予約システムとつないだ自動応答を作った。
- 予約サイトの手数料が月20万円ほど減り、提案した職員は海外への営業に回った。
事業者のプロフィール
| 事業内容 | 温泉地の旅館(客室18室) |
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| 所在地 | 群馬県 |
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| 業種 | 宿泊業、飲食サービス業 |
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| 従業員数 | 従業員22名 |
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課題と取り組み
抱えていた課題
- 宿泊客の3割が海外のお客さんになり、英語・中国語・韓国語の問い合わせが1日20件を超えた。
- 外国語の対応は、入社3年目で英語ができる職員1人に任されていた。夜のフロントが終わったあとも、翻訳ソフトを使って日付が変わるまでメールを返していた。
- 返信が遅れ、予約サイトには「メールの返事が来ないので別の宿にした」という書き込みが付いた。
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やったこと
- その職員が、地域の宿泊業の勉強会で隣町の宿の自動応答を見て、「このままだと私が続けられない」と社長に提案した。社長は、その職員を担当者にして進めることにした。
- 職員がこれまでのメールを読み返し、よく聞かれる質問と答えを日本語で120項目にまとめた。「露天風呂付き客室」の意味や最寄り駅からの送迎の時間など、翻訳ソフトで伝わりにくかったものから先に入れた。
- 予約システムとつないだ生成AIが、空室と料金を確かめたうえで、お客さんの言葉で答える仕組みを作った。
- 食物アレルギーや車いすでの宿泊など、大事な相談は職員のスマホに回すことにした。最初の2週間は、AIの返信を送る前に職員が全部読んで確かめた。
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事業の効果
- 夜のフロント後の問い合わせ対応:1日約2時間から約30分に
- 外国語の問い合わせへの返信:平均半日から数分に
- 予約サイトの評価:4.1から4.5に
- 公式サイトからの直接予約が増え、予約サイトに払う手数料が月に約20万円減った。提案した職員は、浮いた時間で海外の旅行会社への営業を担当している
今後の展望
チェックイン後の館内の案内や周りの観光の相談にも広げ、連泊のお客さんを増やす。
出典・補足
この一覧には、採択事例のほかに参考事例も含まれています。