SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和5年度製造業愛知県

A重油ボイラーをLPG・廃油焚きに更新し、CO2を2割減らす

太田油脂株式会社

成果事業所全体でCO2を21.1%、蒸気システムではCO2を37.1%削減する。

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この事例のポイント

  • 設備を保有するエネルギーサービス事業者が代表事業者となって申請した事例である。
  • 自社だけでは負担の大きいボイラーの燃料転換を、補助率1/2の補助で進めた。
  • A重油からLPGへの転換に加え、廃油(植物油)焚きボイラーも導入した。
  • 蒸気システムを外部に任せたことで、本業に人と時間を集中できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名太田油脂株式会社
所在地愛知県
業種食料品製造業
相談先株式会社シーエナジー、中部電力ミライズ株式会社

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 老朽化と排出量の多さ更新時期を過ぎたボイラーがあり、A重油焚きボイラーによるCO2排出量が多かった。熱効率の悪いボイラーも残っていた。

やったこと

  1. 高効率LPGボイラーへの更新A重油焚きボイラーとLPGボイラーを、高効率の小型貫流LPGボイラー(2t/h×3台)に入れ替えた。カタログ値の熱効率は、蒸気ボイラー(LPG)で90%から98%になる。
  2. 廃油焚きボイラーへの更新A重油焚きボイラーを廃油(植物油)焚きボイラー(1.5t/h×2台)に更新し、燃料使用量とCO2の削減を目指した。廃油ボイラーの熱効率は88%のままである。
  3. 体制:設備保有者との協業工場のエネルギーサービス事業者が設備を保有し、代表事業者として申請した。電力会社グループの提案と支援も受けた。
  4. 進め方:計画の流れ2022年12月に検討を始め、2023年3月に補助事業の活用を決めた。同年4月に応募申請し、2024年1月に事業が完了した。

補助金を使った経費

  • LPGボイラー 2t/h3台廃油ボイラー 1.5t/h2台経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • 事業所全体でCO2を21.1%削減する。
  • 蒸気システムのCO2を1,777t-CO2/年から1,117t-CO2/年へ、37.1%削減する。
  • CO2削減量は年間660t-CO2、エネルギーコスト削減額は年間約272万円である。
  • 投資回収年数は補助ありで約16.5年、補助なしで約28.4年である。
  • A重油からLPGへの変更で、窒素酸化物や硫黄酸化物が減り、環境負荷が下がる。
  • 蒸気システムの設計とメンテナンスを外部に任せられ、本業に人と時間を集中できる。

事業者の声

当社岡崎工場のエネルギーサービス事業者であり、補助設備の保有者である株式会社シーエナジーと協業のうえ、補助金等を活用しながら、CO2排出削減に向けて高効率ボイラーへの設備更新を進めました。

補助率が1/2出ることにより、導入決定が加速し、SDGsの推進とESG経営につながる取組となっております。

愛知県の食料品製造業
出典・注記

相談先と計画づくり

その他株式会社シーエナジー
その他中部電力ミライズ株式会社

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