清掃ロボットは、レストランやホテル、オフィスビルなどの掃除を自動で行ってくれるロボットです。最近は様々なメーカーから清掃ロボットが販売されており、一部のメーカー製品については行政補助を受けることができます。
そこで本記事では、2024年度で自動清掃ロボットの購入に使える補助金を紹介します。
目次
自動清掃ロボットとは
自動清掃ロボットとは、清掃する箇所を学習し、障害物を避けながら自律清掃を行うことができるロボットです。飲食点や宿泊施設、オフィスビル、医療機関、工場等で使用されることを想定しており、産業用は家庭用ロボットに比べて長時間運転や大容量のごみ収集が可能です。
人手不足により清掃ロボットは急速に普及
2024年度の業務用清掃ロボット市場は150億円。業務用清掃ロボット市場は、技術革新の進展と社会的ニーズの増大により、今後も成長を続けることが予想されます。特に、AIやIoTの統合によって、清掃ロボットはよりスマートで自律的な機能を持ち、多様な環境での清掃ニーズに対応可能になるでしょう。
業務用清掃ロボット市場について
※出典:株式会社日本能率協会総合研究所|業務用掃除ロボット 2024年に150億円規模に!|MDB有望市場予測レポートにて調査
清掃ロボットは補助金の対象
中小企業でも普及が見込まれる清掃ロボットは、補助金で一部の負担を軽減できます。特に、これから導入や契約を検討している方は、ぜひ本日ご紹介する補助金の活用を検討ください!※すでに契約や支払い済みの方は補助対象外
補助金を活用すれば、最大1/2~3/4(50~70%)の導入に係る費用の補助を受けられます。人手不足の昨今、業務負担の軽減に向けた設備投資は中小企業でも必須の取組みです。うまく活用してお得に清掃ロボットを導入しましょう。
2024年 清掃ロボットに使える補助金
2024年度 清掃ロボットの導入に使える補助金は3つあります。それぞれ詳しく解説します。
- 中小企業省力化投資補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 自治体やその他補助金
中小企業省力化投資補助金
中小企業省力化投資補助金は、中小企業の省人化・省力化の取組みを支援する補助金です。DX・IoT・AI導入などに係る費用を最大1,500万円、補助率1/2の条件で補助します。令和5年度補正予算案額は1,000億円となっています。
中小企業省力化補助金の詳細はこちらで解説しています。
補助率は1/2、補助上限は以下の通り
- 従業員数5人以下:200万円(300万円)
- 従業員数6~20人:500万円(750万円)
- 従業員数21人以上:1,000万円(1,500万円)
()は賃上げを行う場合
補助対象となる製品カタログ
中小企業省力化投資補助金では、中小企業の①省人化と②省力化を促進する製品が補助対象です。簡易で即効性のある省力化製品を製品カタログから選択し、申請を進めていきます。
製品カタログから選択すれば中小企業省力化投資補助金の補助を受けられます。ぜひ一度ご確認ください。まだ掲載されていなくても、登録申請中の可能性がありますので、ご相談頂けましたら弊社にて確認致します。
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、事業者の集客や業務効率化等のいわゆる「販路開拓」を支援する補助金です。補助上限250万円、補助率は最大3/4で補助を受けられます。
小規模事業者持続化補助金は事業者の生産性向上を目指す「中小企業生産性革命推進事業」として直近数年実施されており、令和6年度予算は2000億円です。
毎公募における申請社数は1万社を超え、採択率も50~60%と安定している人気の補助金です。
【2024年・令和6年度】小規模事業者持続化補助金の最新情報を解説!
自治体やその他の補助金
上記2つの補助金以外にも、都道府県や市区町村でも様々な補助金が公募されています。地域によりますが、清掃ロボットのような経費が補助される補助金はありますので、一度自社の登記する都道府県や市区町村のHPをご確認ください。
こちらの補助金診断フォームから、自社に合う最適な補助金を探すことができます。
補助金を使ってお得に購入しませんか?
補助金は審査があるため100%採択される訳ではありませんが、弊社は業界トップである採択実績80%を誇ります。貴社に最適な補助金選びから申請準備、採択後の交付決定まで一気通貫でサポートします。
補助金に関するお問い合わせはお気軽にこちらからどうぞ。補助金は審査があるため100%はお約束できませんが、できる限りのご支援を提供します。
自社製品を製品カタログに登録申請しませんか?
こちらは、自社製品を中小企業省力化投資補助金の製品カタログに登録申請したい事業者向けのご案内です。まず、すべての製品がカタログ登録できる訳ではありません。
事務局と工業会の審査を経て、承認されるとカタログ掲載に掲載されます。掲載には省力化製品及び製造事業者登録手続き(先着申込順の審査制)が必須ですが、一度登録すれば令和8年9月末までずっと掲載されるため早めの登録申請がおすすめです。登録申請をご検討の人は弊社までご相談ください。
ソフトウェアはIT導入補助金が対象です
本日ご紹介した補助金はあくまでもハードウェアの導入が補助される補助金です。ソフトウェアの場合はIT導入補助金がおすめです。2024年度も継続して公募されていますので、ぜひご検討ください。
2025年度は7大補助金を活用しよう
補助金のご活用をお考えの方に朗報です。令和7年度は7大補助金の実施が予定されています。補助金を上手く利用して新規事業やDX、省力化、GX推進を行いたい事業者は、こちらの記事を一度ご覧ください。
【2025・R7年度】中小企業が申請できる7大補助金を解説【2025・R7年版】補助金ガイドブック
中小企業・個人事業主必見!今すぐ活用できる7大補助金を徹底解説した補助金ガイドブックを配布中です。要件や事例、採択のコツまで網羅し、貴社のビジネスの成長を強力にサポートします。今だけ無料配布中ですので、こちらからDLしてください。
公式LINEで最新情報をGET!!
最新の補助金情報はLINEで確認!公式LINEから補助金の専門家に24時間無料でチャット相談(通常5分以内)もできます。今なら友達追加で豪華特典プレゼント中
PROFILE
-
兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。
最新の投稿
- 2025年2月3日新市場進出補助金中小企業新事業進出促進事業の事務局公募がスタート!
- 2025年2月3日小規模事業者持続化補助金【R7年度】小規模事業者持続化補助金事務局の公募決定!
- 2025年1月11日事業再構築補助金【2025・R7年】事業再構築補助金 第13回公募を解説
- 2025年1月9日中小企業成長加速化補助金【最新】中小企業成長加速化補助金 第1回公募を解説