小規模事業者持続化補助金の次回公募(第17回)の公募はいつ?【2024.10更新】

小規模事業者持続化補助金

持続化補助金第17回の申請を考えている人にとって、次回の申請がいつかは気になるポイントでしょう。そこで今回は、小規模事業者持続化補助金の第17回のスケジュール感や採択率について解説します。補助金申請を検討する方の参考になれば幸いです。

小規模事業者持続化補助金(通称:持続化補助金)は、事業者の集客や業務効率化等のいわゆる「販路開拓」を支援する補助金です。補助上限250万円、補助率は最大3/4で補助を受けられます。

持続化補助金は中小企業の生産性向上を目指す「中小企業生産性革命推進事業」としてここ数年は実施されていて、令和6年度予算は2000億円です。毎回、申請社数も1万社を超え、採択率も50~60%と安定しているため人気の補助金です。

【2024年・令和6年度】小規模事業者持続化補助金の最新情報を解説!

小規模事業者持続化補助金 申請枠

小規模事業者持続化補助金には、「通常枠」「賃金引上げ枠」や「創業枠」などの5つの申請枠があり、いずれか1つの枠のみ選択して申請可能です。

最も選択されるのは「通常枠」や「賃金引き上げ枠」、「創業枠」が多いです。申請枠によって要件や提出書類が異なりますので、詳しくは下記をご覧ください。

第17回公募はいつ?

直近第16回の動向と同様であれば、持続化補助金第17回の公募と締切は以下のようなスケジュールとなるでしょう。

  • 公募開始・・令和6年9月上旬
  • 応募締切・・令和6年10月上旬~下旬
  • 採択発表・・令和7年1月頃
 

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当初予定より遅れている原因は?

持続化補助金の第17次公募が遅れている原因として、能登地方で発生した災害に対応するための支援枠が1月に新設された影響が考えられます。この災害支援枠の導入に伴い、予算配分や公募スケジュールが再調整される可能性があり、その結果として公募開始が遅延しているのかもしれません。

持続化補助金第16回の採択率

2024年8月8日、持続化補助金第16回の採択発表がありました。

第16回に申請した7,371社のうち、採択されたのは2,741社でした。採択率は37.1%と、第15回の41.8%よりも減少しています。今後はさらに採択が激化すると予想されます。

記事:【令和6年度】補助金採択率が急減!原因と成功の秘訣を解説

小規模事業者持続化補助金は事業者が行う集客や業務効率化の取組みが対象です。例えば以下の様な取組みです。

  • HP作成やWeb広告を使って新規顧客を集客したい
  • 店舗の内外装を綺麗にして来店を促進したい
  • 新しい機械を導入して業務の効率化を図りたい

コロナも落ち着き、これから販路開拓に力を注いでいきたい事業者にはぴったりの補助金となっています。

インボイス事業者には補助額上乗せ

また、インボイス導入の影響を受ける事業者は、インボイス特例を適用することで補助上限が50万円加算される優遇措置が図られます。

通常枠なら補助上限100万円、通常枠以外の特別枠なら補助上限250万円にまで補助金額を引き上げることができます。対象の方はぜひご活用してみてください。

持続化補助金第17回の無料相談はこちら。第15回が不採択だった場合でも、採択率80%の実績を持つ補助金のプロが直接お話をお伺いします。お気軽にご相談ください。


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PROFILE

稲野 健夫(代表取締役)
稲野 健夫(代表取締役)
兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。

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