事業再構築補助金 第13回公募はいつ?24年9月の最新情報を解説!

事業再構築補助金 補助金

2024年も後半に差し掛かり、事業再構築補助金の次回(第13回)の募集がいつ始まるのか、多くの事業者の方々が注目しています。これまでのスケジュールや最新の情報を基に、第13回のスケジュールを予想してみたいと思います。

事業再構築補助金とは

事業再構築補助金とは、思い切った事業再構築をする中小企業に向けた補助金です。ポストコロナ・ウィズコロナの時代の経済社会に対応するため、中小企業等が新たな事業を行う場合に必要となる資金(最大8,000万円、補助率2/3)を支援する補助金です。

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事業再構築補助金第13回公募は?

24年9月時点ではまだ公募は発表されていません。事業再構築補助金事務局から続報があればこちらの記事もアップデートしていきます。

事業再構築補助金基金の予算は?

事業再構築補助金の予算は、令和4年度補正予算にて5,800億円の予算が計上され、さらに過去の基金で積み上げられた予算の余りも踏まえると、予算は余っている状況です。

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しかしながら、2024年の事業再構築補助金では、従来の補助枠の一部が見直され、省力化投資補助金への付け替えが行われるという動きが確認されています。

この「省力化投資補助金」は、特に中小企業の人手不足や生産性向上を支援するために、IoT機器やロボットなどの自動化・効率化設備を導入する企業を対象にした補助制度です。従来の事業再構築補助金の予算から、一部がこの新制度に割り当てられ、企業の省力化投資を加速させることが目的とされています。

 

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予算消化と省力化投資補助金の影響

第10回の事業再構築補助金では、5,205件の採択があり、消化された補助金の総額は1,130億円(113,025,354,032円)となりました。

続いて、第11回もすでに申請が締め切られています。第10回と同程度の5,000件の採択が予想され、その際の消化金額は1,086億円(108,573,827,120円)になると見込まれます。

第10回と第11回の合計採択金額は、約2,216億円(221,599,181,152円)です。事業再構築補助金の基金資料によると、今年度以降の公募で消化される予定額の見込みは、すでにこの2回分の採択額を差し引くと、6,354億円(635,396,839,787円)となります。

これまで1回あたりの採択で約1,000億円が消化されていることを考えると、残りの予算で6回程度の公募が可能だと推測されます。ただし、この予算のうち、4,000億円が新設される「省力化補助金」に充てられることが公言されているため、事業再構築補助金に残る予算は約2,300億円程度と見込まれます。

このことから、従来通りの公募形態であれば、残り2回分の公募が実施される余地はありそうです。ただし、今後の状況によっては、残りの基金が国庫に返納される可能性も考慮しなければなりません。

現実的には、事業再構築補助金は省力化補助金との組み合わせで見直され、複数回にわたり公募が行われると予想されます。ただし、1回あたりの予算消化額は、従来の1,000億円より少なくなると考えられます。

これまでの募集スケジュール

事業再構築補助金は2021年に始まり、これまでに12回の募集が行われてきました。各回のスケジュールには若干の変動がありますが、全体として以下のような傾向が見られます。

  • 募集開始時期: 各年度の第1四半期から第3四半期にかけて行われることが多い。
  • 募集期間: 募集開始から約2〜3ヶ月間が一般的。
  • 審査結果発表: 募集終了後、約2〜3ヶ月で発表される。
  • 交付申請手続き: 審査結果発表後、交付決定までに約1〜2ヶ月。

この傾向を踏まえ、次回のスケジュールを予想していきます。

事業再構築補助金 採択率

第1回の36%を除き、45%〜50%前後が目安となっていましたが、今回は「26.5%」と大幅に平均採択率が減少していることが明らかになりました。

事業再構築補助金(第11回公募)の採択結果について考察 | 資金調達コラム | 資金調達と中小企業施策の活用支援を通じて成長を目指す企業を次のステージへ。

また、「グリーン成長枠の採択率が高く、産業構造転換枠の採択率が低いこと」についてですが、グリーン成長枠は2番目に高い採択率となっている成長枠の27.8%を3ポイント超上回る31.3%の採択率となっており、産業構造転換枠は2番目に低い採択率となっている最低賃金枠の25.4%を3ポイント超下回る21.9%となっています。

そのため、結果として成長枠に申請不可能な事業計画を有する事業者の申請が占める割合が高くなり、採択率が低水準になったのではないかと推察されます。

第13回のスケジュール予想

募集開始時期

第12回の募集は2024年初頭に行われました。このタイミングを基に考えると、第13回の募集開始は2024年10月から11月頃が有力です。年度の後半に差し掛かるこの時期は、新年度の施策や予算が確定しやすいタイミングであり、これまでのパターンとも一致します。

募集期間

第13回の募集期間は、2024年11月から2025年1月にかけての2〜3ヶ月間になる可能性が高いです。年末年始の時期にかかるため、実務的な観点から募集期間が若干延長される可能性も考えられます。

審査結果発表

通常、募集終了から2〜3ヶ月で審査結果が発表されるため、第13回の審査結果は2025年3月から4月頃に発表されると予想されます。これにより、年度末の事業計画に間に合わせることができるタイミングでの発表となるでしょう。

交付申請手続き

審査結果発表後、交付決定までの手続きが進行します。この手続きには約1〜2ヶ月が必要であり、交付決定は2025年5月頃と予想されます。

事業再構築補助金 第13回まとめ

第13回の事業再構築補助金のスケジュールは、これまでの傾向やタイミングを基にすると、以下のようになると予想されます。

  • 募集開始: 2024年10月〜11月
  • 募集期間: 2024年11月〜2025年1月
  • 審査結果発表: 2025年3月〜4月
  • 交付決定: 2025年5月

これらの予想は、過去の実績や現在の経済状況、政府の方針などを考慮したものであり、実際のスケジュールは公式発表を待つ必要があります。事業者の皆様には、早めの準備と情報収集をお勧めします。

事業再構築補助金 相談窓口

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PROFILE

稲野 健夫(代表取締役)
稲野 健夫(代表取締役)
兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。

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