この記事では、事業再構築補助金への申請を検討する事業者向けに、申請代行のメリットや費用相場を解説します。
目次
事業再構築補助金とは?
事業再構築補助金は、思い切った事業再構築をする中小企業に向けた補助金です。ポストコロナ・ウィズコロナの時代の経済社会に対応するため、中小企業等が新たな事業を行う場合に必要となる資金(最大8,000万円、補助率2/3)を支援する補助金です。
【最新】事業再構築補助金とは?補助額や申請要件、採択率を解説
事業再構築補助金 第10次まで採択結果
以下は事業再構築補助金 第1~10回の採択件数および採択率です。
事業再構築補助金の第1回から第10回までの採択結果を見ると、初回の採択率は36.0%で、その後徐々に採択率が上昇し、第7回と第8回で最高の51.1%および51.2%を記録しました。しかし、第10回に制度変更があったことを受けて、採択率は48.1%に減少しました。この制度変更は、採択難易度の上昇および採択件数の減少にも影響し、第10回では5,205件となりました。
事業再構築補助金の申請代行とは?
ものづくり補助金の申請代行とは、補助金の申請プロセスを専門家がサポートするサービスです。この中には、事業計画書や決算書などの資料準備が含まれます。専門家は、事業者からの詳細な情報収集を行い、実現可能性が高く成長の見込める事業計画書を提案します。ただし、最終的な申請は事業者が電子申請システムを通じて自ら行う必要があります。
申請代行の活用理由
代行を利用する主な理由は、成功率の高い事業計画書を作成するためです。専門知識と経験が求められるため、専門家によるサポートは採択率を高める上で大きな利点となります。
申請代行のメリット
①手間と時間の削減
申請代行では、専門家が中心となり作成するので、事業者が自分でゼロから資料を作成する手間と時間を削減できるというメリットがあります。申請書等を作成するには、40ページを超える公募要領を理解し、申請要項を満たしているか、審査項目に沿った内容になっているか、審査員に伝わりやすいビジネスプランになっているか等を考慮したうえで、所定の枚数に内容を収めた資料を作成する必要があります。
②採択率の向上
補助金の専門家は、事業者の経営状況や計画する設備投資等の意図を客観的な視点でとらえて資料作成をサポートするので、ものづくり補助金の採択につながる可能性が高まります。補助金の専門家は、申請のコツや事業計画書で押さえるべきポイントを理解し、最新情報も入手して対応しているので、事業者が申請するよりも採択率を高めることが可能となります。
③経営戦略のアドバイス
補助金の専門家は、経営コンサルタントとして活動している場合が多く、事業計画を作成するプロセスで新規事業の経営戦略に関するアドバイスを受けることができます。事業計画は、事業者と専門家で一緒に練り上げていくので、その際に事業の強みや課題を見つけて実現可能な解決策を検討することができます。
レオン・ストラテジー株式会社の申請代行サービスの特長
事業再構築補助金 第12回で終了する可能性もある
事業再構築補助金は、運用方法が問題視されている部分もあり、第12回で終了又は修正される可能性が示唆されています。
日経新聞デジタルでは、下記のように報じています。
ウィズコロナ時代への対応として中小企業の業態転換などを支援する「事業再構築補助金」で資金獲得狙いとみられる安易な申請が相次いでいるもようだ。財務省は11日、今年9月にゴルフ関連で79件が採択されたと明らかにした。シミュレーションゴルフなどよく似た事業プランが目立つという。11日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の歳出改革部会で示した。
(業態転換補助金、ゴルフ79件採択 安易な申請横行か 財制審指摘 日本経済新聞)
事業再構築補助金 第12回への申請がおすすめ!
財務省からの指摘や議論を考慮すると、終了や大きな修正の可能性が高まっていると言えます。
中小企業にとって、事業再構築補助金は事業展開や業態転換にとって大きな支援となります。この機会を逃さないためにも、来年度の補助金に頼らず、第12回公募への申請を積極的に検討することをおすすめします。
Tips早めに申請する必要性は、補助金の予算消化速度や過去の申請状況からも明らかです。22年度以降、補助金の申請件数は減少しているものの、補正予算が継続して盛り込まれている現状を鑑みると、次回の申請が最後のチャンスとなる可能性は十分にあります。
事業再構築補助金 第12回公募 申請相談窓口
事業再構築補助金第12回公募の申請に関するお問合せ受付はこちらです。
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令和6年度予算版 補助金リスト
全国には経済産業省をはじめとする官公庁や市区町村など様々な行政機関から公募される補助金は何千種類とあります。主要な補助金をリストアップし、皆様にご活用いただきやすい形でご提供します。
PROFILE
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兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。
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