事業再構築補助金第11回公募の採択結果は、元々令和5年12月下旬から令和6年度1月上旬でしたが、ようやく2024年2月13日に採択結果が発表されました。
そこで本記事では、第11回公募の採択結果と第12回公募の動向について探っていきます。
目次
事業再構築補助金とは
事業再構築補助金とは、思い切った事業再構築をする中小企業に向けた補助金です。ポストコロナ・ウィズコロナの時代の経済社会に対応するため、中小企業等が新たな事業を行う場合に必要となる資金(最大8,000万円、補助率2/3)を支援する補助金です。
【最新】事業再構築補助金とは?補助額や申請要件、採択率を解説
第11回公募の採択結果の発表
本来、第11回公募の採択結果は令和5年12月下旬から令和6年度1月上旬でしたが、代理申請の疑義問題などによって審査に時間を要し、ようやく令和6年2月13日に採択結果が発表されました。
【採択結果発表】
応募件数は合計9,207件、採択件数2,437件とあり、採択率は26.5%と過去最低の採択率であったことがわかります。
今回の応募に関して、応募金額は501万~1,000万円が最も多く全体の32.44%でしたが、その次の1,501万~3,000万円台が26.90%となっています。
採択金額をみてみると、501万から1,000万円が最も多いままですが、28.89%に減少し、逆に1,501万円~3,000万円台が28.44%と増加していることから、規模拡大に申請するグリーン成長枠等、成長分野への転換を強く促す意図がみられます。
事業再構築補助金 第12回公募の見通し
第12回公募で終了する可能性が示唆されていた事業再構築補助金ですが、結論2024年も継続見込みです。
詳しくは、【事業再構築補助金は第12回公募が最後?令和6年度の最新予想】をご覧ください。
第12回公募のスケジュールと締切
事業再構築補助金の第12回のスケジュールや締め切りは下記の通り予想していましたが、
- 公募開始・・令和6年2月前後
- 応募締切・・令和6年3月前後
3月11日現在まだ第12回の公募要項等一切発表になっていません。
情報があり次第、随時更新していきたいと思っています。
【事業再構築補助金 第12回公募のスケジュールや締切を予想解説】
事業再構築補助金以外もおすすめ
昨今、事業再構築補助金の事務局対応の品質は、持続化補助金やものづくり補助金に比べて低く、交付申請や実績報告の差し戻しに数か月かかるケースも少なくありません。
今後はより一層審査が厳格化されるため、できる限りスムーズに事業を実施したい場合は、ものづくり補助金や持続化補助金なども検討してみるのが良いかもしれません。
おすすめ記事はこちら
「【2024年・令和6年度】中小企業向け5大補助金をまとめて解説」
【2024年2月最新】中小企業向けおすすめ補助金4選を解説」
事業再構築補助金 相談窓口
事業再構築補助金の申請や活用に関する相談はこちらです。
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令和6年度予算版 補助金リスト
全国には経済産業省をはじめとする官公庁や市区町村など様々な行政機関から公募される補助金は何千種類とあります。主要な補助金をリストアップし、皆様にご活用いただきやすい形でご提供します。
PROFILE
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兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。
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