自動車整備工場が、点検記録と見積を生成AIで作り、お客さんへの説明を早める

成果点検記録と見積を作る時間:1台約25分から約8分に

この事例のポイント

  • 見積の説明は工場長しかできず、引き取りのお客さんを20分ほど待たせていた。
  • 生成AIに見積を作らせたら値段が古く、工場の値段の表から金額を引く形に変えた。
  • 写真つきの説明で、部品の交換を受けてもらえる割合が5割から7割に上がった。

事業者のプロフィール

事業内容地域の自動車整備工場
所在地宮城県
業種サービス業(他に分類されないもの)
従業員数従業員9名、うち整備士6名

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 車検と点検で1日8台ほどが入り、整備士は作業のあとに点検記録と見積を手で書いていた。
  • 見積の説明はベテランの工場長しかできず、お客さんが引き取りに来ても、工場長の手が空くまで20分ほど待たせていた。
  • 交換をすすめた部品を「本当に必要なのか」と疑われ、断られることが多かった。

やったこと

  1. 最初は点検の結果を生成AIに入れて見積を作らせたが、部品の値段が古く、工場の工賃とも合わなかった。
  2. 部品の仕入れ先の値段の表と工場の工賃の表を整え、生成AIが必ずその表から金額を引く形に変えた。
  3. 整備士がタブレットで撮った写真と点検の結果から、生成AIが点検記録と見積、お客さん向けの「なぜ交換が必要か」の説明を作る仕組みにした。
  4. 説明には、すり減ったブレーキの写真と新品の写真を並べて載せた。説明の言い回しは、工場長がお客さんに話している言い方を録音して合わせた。

事業の効果

  • 点検記録と見積を作る時間:1台約25分から約8分に
  • 引き取りに来たお客さんの待ち時間:約20分から5分ほどに
  • 写真つきの説明で、すすめた部品の交換を受けてもらえる割合が5割から7割に上がった
  • 工場長でなくても説明ができるようになり、入社4年目の整備士が受付に立つ日も出てきた

今後の展望

点検記録から次の車検や部品交換の時期をお知らせし、入庫の予約を増やす。

同じ使い方に補助金は使える?

自社の値段の表とつないだ点検記録と見積の仕組みの構築は、省力化投資補助金(一般型)などが対象になりえます。御社の使い方が対象になるかは公募要領の条件で変わります。

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出典・補足

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