ものづくり補助金 第17次公募に申請すると18次はできない?注意点を解説

ものづくり補助金

24年度のものづくり補助金の情報がようやく解禁されました。最新の公募を確認すると、いくつかサプライズがありましたね。本日は最新の公募要領に沿って解説していきます。

ものづくり補助金とは

ものづくり補助金は、中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。大手企業ではない中小企業・小規模事業者が対象となり、個人事業主もこの補助金を利用できます。

【最新】ものづくり補助金とは?補助額や申請要件、採択傾向を解説!

2024年度 ものづくり補助金の概要

第17次の公募で公開されたものづくり補助金の全体像は下記です。

第16次までの制度との変更点も踏まえて、2024年度のものづくり補助金について詳しく解説します。

第17次に申請すると18次に申請できない?

最新の公募要領を見ると、第17次に応募する事業者は、18次締切の公募には応募できないと記載がありました。

17次締切の公募に応募する事業者は、18次締切の公募には応募できませんので、ご注意ください。
ものづくり補助金|第17次公募

なぜ第17次に申請する事業者は18次に申請することができないのでしょうか。恐らくですが、第17次の採択発表前に18次の締切が予定されているからだと思います。

どちらの公募回で応募すべきかは、自社の補助事業スケジュールを鑑みてご検討ください。

第17次公募は省力化枠のみ応募可能

2023年12月に公開されたものづくり補助金 第17次公募の資料によれば、当該公募回で募集されるのは「省力化枠」のみとなっています。

公募要領に本件に関する記載がありましたので下記に抜粋します。

製品・サービス高付加価値化枠、グローバル枠については、本締切回で募集を行いません。
ものづくり補助金|第17次公募

第18次から全枠の公募開始

公募要領にもある通り、18次締切では省力化(オーダーメイド)枠、製品・サービス高付加価値化枠、グローバル枠を公募予定となっています。

18次締切は省力化(オーダーメイド)枠、製品・サービス高付加価値化枠、グローバル枠を公募予定
ものづくり補助金|第17次公募

詳細は、【ものづくり補助金 2023年度補正予算の変更点を解説】で解説しています。

補助事業完了は令和6年12月10日まで

24年度のものづくり補助金は事業実施スケジュールが少々タイトです。というのも、令和6年12月10日までに実績報告を完了しないといけないからです。

これまでは採択後12か月、最大14か月の補助事業実施期間が設けられていましたが、大幅に短縮されました。

一方、補助上限は上がっているため、事業者にとって短期間で事業を行わなければいけません。無理のない事業スケジュールで申請できるよう、認定支援機関等に相談してみましょう。

ものづくり補助金 第17次の注意点

まとめると、第17次に申請する方は以下の点に気を付けて、申請を進めるようにしましょう。

  • 第17次に申請すると申請できない
  • 第17次では省力化枠のみ公募予定
  • 第17次と第18次の事業完了期限は同じ

もし自社にとって最適な申請方法がわからない場合は、専門の機関に相談することをおすすめします。採択に向けて様々なアドバイスを受けることができます。

ものづくり補助金の申請に関する無料相談は下記にて受付中です。一発採択に向けて万全の準備を進めていきましょう。

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PROFILE

稲野 健夫(代表取締役)
稲野 健夫(代表取締役)
兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。

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