2024年度 ものづくり補助金の事業スケジュールを解説

ものづくり補助金

ものづくり補助金とは

ものづくり補助金は、中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。大手企業ではない中小企業・小規模事業者が対象となり、個人事業主もこの補助金を利用できます。

【最新】ものづくり補助金とは?補助額や申請要件、採択傾向を解説!

ものづくり補助金のスケジュール

下記はものづくり補助金 第17次・第18次における申請~事業家状況報告までのスケジュールです。

この最新のスケジュールをもとに留意点をいくつか解説していきます。

実績報告は2024年12月10日まで

上記のスケジュールによれば、ものづくり補助金 第17次・第18次では実績報告を2024年12月10日までに行わなければいけません。かなりタイトなスケジュールとなっています。

17次の申請締切が2024年3月1日です。通常、審査に2か月かかり、交付申請も同じくらいかかります。これまでは交付確定後、10か月間の事業実施期間が設けられていましたが、今回は期限が前倒しに設定されています。

2024年実施のものづくり補助金は、事業実施期間の終了が短いため、早期公表を期待したいところです

補助金請求は2025年1月31日まで

さらに、2024年12月までに事業の完了報告を提出し、その約1か月半後の2025年1月31日までに補助金の請求処理までも完了する必要があります。補助金の請求処理も通常2か月ほどはかかります。

第17次・第18次は段取りが大切

ものづくり補助金 第17次・第18次では、上記のスケジュール・締切を意識して、事前に必要な書類や証憑を準備しておきましょう。

折角採択されて事業を実施しても、補助金が入金されないと申請する意味がありません。事務局の提示する期限は厳守のため、それに合わせて事業者も進められるよう、これまで以上に段取りが大切です。

補助事業終了後5年間の報告が必須

また補助金が入金された後も定期的な報告が必要です。

事業開始後、毎年4月時点で計6回の報告が発生します。

  1. 直近月(3月)の最低賃金
  2. 直近決算期の付加価値額・給与支給総額等の実績
  3. 補助事業の収益化状況

ものづくり補助金 申請相談窓口

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令和6年度予算版 補助金リスト

全国には経済産業省をはじめとする官公庁や市区町村など様々な行政機関から公募される補助金は何千種類とあります。主要な補助金をリストアップし、皆様にご活用いただきやすい形でご提供します。

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PROFILE

稲野 健夫(代表取締役)
稲野 健夫(代表取締役)
兵庫県出身、関西学院大学卒。調達件数100社以上、成功確率80%超。
東証プライム上場の事業会社→コンサルファームを経て2023年起業。経営者の新たな挑戦をサポートするため、事業再構築補助金やものづくり補助金、融資等を活用した資金調達支援やインキュベーション事業、イベント事業を提供しています。

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