映像制作会社が、文字起こしと場面選びを生成AIに任せ、納品までの日数を縮める

成果インタビュー動画の納品まで:約3週間から約10日に

この事例のポイント

  • インタビュー動画の文字起こしと場面選びに1本3日かかり、編集スタッフが2人辞めた。
  • 辞めたスタッフの言葉から、文字起こしと使える発言を選ぶ作業を生成AIに任せた。
  • 納品が10日ほどになり、採用の時期の依頼を受けられて受注が3割増えた。

事業者のプロフィール

事業内容企業のPR動画をつくる映像制作会社
所在地東京都
業種情報通信業
従業員数従業員8名

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 仕事の6割は企業の社員インタビュー動画で、撮影は2時間ほどでも、文字起こしと使う場面を選ぶ作業に1本3日かかっていた。
  • 編集のスタッフは月80時間を超える残業が続き、去年は2人が辞めた。
  • 納品まで3週間かかり、ある会社からは「採用の説明会に間に合わない」と言われ、別の会社に頼まれてしまった。

やったこと

  1. 辞めたスタッフの1人が最後の面談で「編集じゃなくて、文字起こしばかりしていた」と言ったことが、社長の頭に残った。残ったスタッフに一番時間がかかる作業を聞くと、全員が文字起こしと場面選びを挙げた。
  2. 撮影した映像を入れると、生成AIが文字起こしをして、話の中から使えそうな発言を時間つきで選び出す仕組みを作った。
  3. お客さんの会社が伝えたいことを最初の打ち合わせで3つに絞ってもらい、生成AIはその3つに合う発言を優先して選ぶようにした。
  4. 選んだ発言からナレーションと字幕の下書きも作り、編集のスタッフが確かめて仕上げる。最初は社内の動画で2本試してから、お客さんの仕事に使った。

事業の効果

  • 文字起こしと使う場面を選ぶ作業:1本約3日から約半日に
  • インタビュー動画の納品まで:約3週間から約10日に
  • 編集スタッフの残業:月80時間超から月30時間ほどに
  • 採用の時期に合わせた依頼を受けられるようになり、受注が前年より3割増えた

今後の展望

採用動画で集めた発言から、会社案内やSNS用の短い動画も同時に作るサービスを始める。

同じ使い方に補助金は使える?

自社の制作の流れに合わせた編集の下準備の仕組みの構築は、省力化投資補助金(一般型)などが対象になりえます。御社の使い方が対象になるかは公募要領の条件で変わります。

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出典・補足

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