新しいサンダー機と人の増員で、製材の残業を減らす

吉田製材(売上高:5億円~10億円)

成果一人あたりの作業量が減り、残業時間が減った。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 10年以上専務として父と経営に携わった子が、創業100年の節目に承継した。
  • 新しいサンダー機を入れ、導入前から人を増やして使い方を教えた。
  • 製造管理の担当を新しく採用し、1日に生産できる量を数値でつかもうとしている。
  • マニュアルがなく、教え方や作業の段取りに課題を感じた。

事業者のプロフィール

事業者名吉田製材(売上高:5億円~10億円)
所在地奈良県
業種製材業

事業の経緯

創業から100年続く製材会社で、承継者は専務として10年以上、父と共に経営に携わってきた。父が70歳を超え、会社が創業100年の節目を迎えたことを機に、2人で話し合って承継を決めた。

事業承継・引継ぎ補助金で新しいサンダー機を入れ、導入の前から人を増やして使い方を教えた。製造管理の担当も採用し、1日に生産できる量を数値でつかむ取り組みを進めている。

一人あたりの作業量が減り、残業時間が減った。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 創業100年での承継承継者は専務として10年以上、父と共に経営に携わってきた。父が70歳を超え、会社が創業100年の節目を迎えたことを機に、話し合って承継を決めた。
  • 残業時間作業の効率と利益率を上げ、残業時間を減らす必要があった。

やったこと

  1. 新しいサンダー機の導入2021年12月に新しいサンダー機を設置した。設置の前から人を増やし、従来のサンダー機に配置して基本的な使い方を身につける教育を行った。
  2. 生産量の数値化製造管理を担う社員を新しく採用し、1日に生産できる量を数値でつかむ取り組みを進めている。

補助金を使った経費

事業の効果

  • サンダー機の導入に向けて人を採用した結果、ほかの業務でも一人あたりの作業量が減り、残業時間が減った。
  • 上下面の2面サンダー機を入れたことで、一定の効率化と残業時間の減少という結果を出せた。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.5 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的創業100年の節目に、10年以上専務として経営に携わった子へ父から承継した経緯が具体的に書かれ、目的と必要性が明確である。
  • 4
    売上・利益の見込み新しいサンダー機導入後、一人あたりの作業量が減り残業時間が減ったと成果が示されており、効率化と利益率向上の方向性が読み取れる。ただし金額の数字は無い。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    創業100年の節目に、10年以上専務として経営に携わった子へ父から承継した経緯が具体的に書かれ、目的と必要性が明確である。

実現可能性3.0
  • 計画の具体性と体制3

    サンダー機の導入前に人を増やして使い方を教え、製造管理の社員を新たに採用して生産量を数値化するなど、取組内容と体制は具体的である。

収益性4.0
  • 売上・利益の見込み4

    新しいサンダー機導入後、一人あたりの作業量が減り残業時間が減ったと成果が示されており、効率化と利益率向上の方向性が読み取れる。ただし金額の数字は無い。

継続性3.0
  • 事業の継続3

    承継後も製材事業を継続し、設備投資や人材育成、マニュアル整備の課題認識を示している。ただし中長期の成長計画の記述は薄い。

出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

側面を削る2面サンダー機を追加で入れ、上下面と側面を同時に仕上げてさらに効率を上げる。1日に作業できる量の数値化も進め、設備と仕組みの両方から工場全体の生産性を上げる。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

最新の公募を見る

審査で評価された点が近い事例

製造業のほかの採択事例

製造業の事例をすべて見る