社屋を改装し、日本刺繍の教室と見学を始める

藤沢刺繍(売上高:1億円未満)

成果教室の生徒や見学者が快適に来られるようになり、屋根の軽量化で災害への備えも増した。

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この事例のポイント

  • 子どものころから父の仕事を見て育った承継者が、帯の店での修業を経て入社し承継した。
  • 和装業界が厳しく、コロナ禍が追い打ちをかけるなかでも、日本刺繍を後世に伝えたいと考えた。
  • 社屋を改装し、椅子に座って刺繍できる道具をそろえた。
  • SNSで刺繍の魅力を発信し、ほかの教室との違いを模索している。

事業者のプロフィール

事業者名藤沢刺繍(売上高:1億円未満)
所在地京都府
業種日本刺繍・和装の刺繍加工

事業の経緯

着物や帯に日本刺繍を施す工房で、承継者は子どものころから父の仕事場で刺繍を見て育った。和の文化に触れるうちに刺繍の仕事をしたいと思うようになり、帯の店での2年の修業を経て入社した。

和装業界が厳しく、コロナ禍が追い打ちをかけるなか、日本刺繍の良さを後世に伝えたいという思いで承継した。

事業承継・引継ぎ補助金で社屋を改装し、椅子に座って刺繍できる道具をそろえて、刺繍の教室と見学を始めた。SNSで発信しながら、ほかの教室との違いを出せる品目や習い方を模索している。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 厳しい和装業界承継者は子どものころから父の仕事場で刺繍を見て育ち、自然と刺繍の仕事をしたいと思うようになった。帯の店での2年の修業を経て入社した。近年の和装業界は厳しく、コロナ禍が追い打ちをかけたが、日本刺繍の良さを後世に伝えたいという思いで承継した。

やったこと

  1. 社屋の改装刺繍の教室と見学を快適かつ安全に行えるよう社屋を改装した。窓を大きくして目に負担がかからないようにし、屋根も軽くした。
  2. 刺繍の道具の新調刺繍のしやすさを考え、椅子に座りながら刺繍できる道具を購入した。年齢や性別を問わず快適に過ごせるようにした。
  3. SNSでの発信SNSで情報を発信し、刺繍の魅力を伝えている。

補助金を使った経費

事業の効果

  • 社屋を改装したことで、刺繍教室の生徒や見学者が快適に来られるようになった。
  • 屋根を軽くしたことで、地震などの災害への安全性も増した。
  • 道具を新しくし、椅子に座って刺繍できることで、年齢や性別を問わず刺繍がしやすくなる。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均2.8 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

もう一歩だった観点

  • 2
    売上・利益の見込み生徒や見学者が増えることは示唆されるが、売上や利益の増加額や見込みの数字は書かれておらず、収益性は弱い。
取組の目的・必要性3.0
  • 承継を機にした取組の目的3

    父から子への承継を機に、日本刺繍を後世に伝えたい思いと2年の修業を経た入社が書かれ、取組の目的と必要性が明確である。

実現可能性3.0
  • 計画の具体性と体制3

    社屋改装、椅子に座れる道具の購入、SNS発信という具体的な取組と設備費が示され、体制として承継者が中心となる計画が読み取れる。

収益性2.0
  • 売上・利益の見込み2

    生徒や見学者が増えることは示唆されるが、売上や利益の増加額や見込みの数字は書かれておらず、収益性は弱い。

継続性3.0
  • 事業の継続3

    教室と見学を始めることで日本刺繍を後世に伝える体制を作り、SNSで差別化を模索しており、承継後の事業継続と成長の方向が読み取れる。

出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

教室や見学で刺繍に関心を持ってもらい、技術を身につけた人を着物や帯の刺繍の職人として採用し、後継者の育成にもつなげる。和装以外の分野の商品開発も進め、刺繍の仕事の幅を広げる。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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