半期のまとめ

補助金 採択データレポート 2026年上半期版

公式の採択結果と採択者一覧を当社で数え、半期ごとにまとめています。会社名は載せていません。

  • 2026年4月1日〜2026年9月30日に公表された主要7制度・13回の採択結果は、応募33,745件・採択15,596件、採択率は46.2%です。
  • 最新回の採択率が全回平均をいちばん下回っているのはものづくりで、23次は35.1%(平均46.8%)です。
  • 主要7制度の採択者一覧を数えた合計は222,167件。都道府県別の上位は東京都(28,069件)、大阪府(18,009件)、愛知県(15,053件)です。
  • 持続化補助金は採択142,315件のうち51.8%が法人番号のない事業者(主に個人事業主)です。
  • 7制度のいずれかに採択された法人122,375社のうち10,607社(8.7%)が、2つ以上の補助金に採択されています。

公開日:2026年10月16日/採択者一覧の集計日:2026年10月14日/最終確認日:2026年10月17日。採択率は採択数÷応募数で当社が計算しています。

2026年4月〜2026年9月に公表された採択結果

2026年4月1日から2026年9月30日までに各制度の事務局・中小企業庁が公表した採択結果です。公募回の名前から各回の発表ページを開けます。「全回平均」はその制度で公表されているすべての回の採択率の平均です。

制度公募回公表日応募採択採択率全回平均
持続化第19回2026/7/2916,5767,81947.2%57.6%
ものづくり22次2026/4/301,55258237.5%46.8%
23次2026/8/71,27544835.1%46.8%
新事業進出第3回2026/7/11,21242334.9%35.3%
第4回2026/9/301,49950833.9%35.3%
省力化第5回2026/6/52,0351,25161.5%65.2%
第6回2026/8/281,8411,17663.9%65.2%
デジタル化・AI26年1次2026/6/182,02889143.9%50.7%
26年2次2026/7/231,87981943.6%50.7%
26年3次2026/9/21,91380742.2%50.7%
事業承継・M&A14次2026/5/1551231160.7%59.1%
15次2026/9/1155133861.3%59.1%
成長加速化2次2026/8/487222325.6%20.9%
合計13回—33,74515,59646.2%—

単位は件。成長加速化補助金の採択数は最初の発表時点の件数です。デジタル化・AI導入補助金は通常枠の交付決定数です。

出典:各制度の事務局・中小企業庁「採択結果」(各回の公表資料)をもとにGrantiaが集計

採択率の動き:どの補助金が狭き門になっているか

最新回の採択率を、その制度の全回平均と比べました。平均より低い制度は競争が強まっている、高い制度は通りやすくなっていると読めます。

制度最新回最新回の採択率全回平均差
ものづくり23次35.1%46.8%-11.7pt
持続化第19回47.2%57.6%-10.4pt
デジタル化・AI26年4次44.4%50.7%-6.2pt
新事業進出第4回33.9%35.3%-1.5pt
省力化第6回63.9%65.2%-1.3pt
成長加速化2次25.6%20.9%+4.6pt
事業承継・M&A15次61.3%59.1%+2.3pt

各回の応募数・採択数・採択率は下のグラフで制度ごとに見られます。

持続化・全19回の平均57.6%
主要7制度の平均47.9%

最新の第19回は47.2%(全19回の平均は57.6%)

棒の下の数字は公募回・応募数・採択数です。横にスクロールすると過去の回が見られます。

公募回応募採択採択率
第19回 2026/07/2916,5767,81947.2%
第18回 2026/03/1717,3188,33048.1%
第17回 2025/09/2623,36511,92851.1%
第16回 2024/08/087,3712,74137.2%
第15回 2024/06/0513,3365,58041.8%
第14回 2024/03/0413,5978,49762.5%
全19回の平均13,3067,49757.6%

出典:中小企業庁・経済産業局・事務局「採択結果」(小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)、各回の公表資料)。採択率は採択数÷応募数で当社が計算しています。公募回の名前から各回の発表ページを開けます。

都道府県別の採択数(上位10)

主要7制度の公式の採択者一覧を数えた、都道府県ごとの採択数の合計です(2026年10月14日集計)。御社の都道府県の数は47都道府県の表で見られます。

順位都道府県7制度の合計持続化ものづくり省力化新事業進出
1東京都28,06915,8716,575721484
2大阪府18,00910,3673,507823275
3愛知県15,0538,8303,198638217
4兵庫県9,2915,9561,739327122
5神奈川県8,6105,1901,90727694
6埼玉県8,0034,9731,75031378
7福岡県7,8324,8131,568231103
8静岡県7,7734,6481,812324101
9北海道6,7154,0871,54726784
10群馬県6,3885,12662517755

出典:Grantia「補助金の採択データ」(2026年10月14日集計)

採択された計画のテーマと業種

採択者一覧に載っている計画の名前から、テーマを当社で分けました。制度ごとにいちばん多いテーマです。

  • 小規模事業者持続化補助金(第1回〜第19回)は、計画名のある139,239件のうち「販路開拓・集客」が66,915件(48.1%)でいちばん多いテーマです。
  • ものづくり補助金(第1次〜第18次)は、計画名のある39,169件のうち「省力化・効率化」が9,708件(24.8%)でいちばん多いテーマです。
  • 中小企業新事業進出補助金(第1回〜第4回)は、計画名のある2,880件のうち「販路開拓・集客」が363件(12.6%)でいちばん多いテーマです。
  • 中小企業省力化投資補助金(第1回〜第6回)は、計画名のある7,432件のうち「省力化・効率化」が6,594件(88.7%)でいちばん多いテーマです。
  • 事業再構築補助金(第8回〜第13回)は、計画名のある17,731件のうち「販路開拓・集客」が2,673件(15.1%)でいちばん多いテーマです。
  • ものづくり補助金の公式の成果事例6,758件(平成24〜31年度)のうち業種がわかる5,627件では、製造業が4,352件(77.3%)を占めます。

テーマ別・業種別の全体の表は補助金の採択データに、実際の計画の中身は採択事例にあります。

出典:Grantia「補助金の採択データ」(2026年10月14日集計)/ものづくり補助金 成果事例検索(2026年10月14日集計)

2つ以上の補助金に採択された会社

7制度の採択者一覧を法人番号で照らし合わせた数です。一度採択された会社が、次の投資でも補助金を使っていることがわかります。

  • 7制度のいずれかに採択された法人は122,375社で、そのうち10,607社(8.7%)が2つ以上の補助金に採択されています。
  • 持続化補助金とものづくり補助金の両方に採択された会社は3,524社です。
  • 省力化投資補助金に採択された法人7,355社のうち1,808社(24.6%)は、ものづくり補助金にも採択されたことがあります。
  • 持続化補助金に採択された法人63,896社のうち4,396社(6.9%)は、別の回でも採択されています。

出典:Grantia「補助金の採択データ」(2026年10月14日集計)。法人番号のある事業者だけを照らし合わせています。

この数字をどう使うか

  1. 採択率は「制度を選ぶ材料」に使う。同じ投資でも、制度によって最新回の採択率は25.6%から63.9%まで開きがあります。御社の計画がどの制度に合うかを先に決めると、無理のない申請になります。
  2. 都道府県の数は「身近な採択の多さ」として見る。上位の都道府県は事業者の数も多いため、採択されやすさを示すものではありません。御社の地域の採択事例を読むほうが、計画づくりの参考になります。
  3. 2回目・2制度目は珍しくない。一度採択された会社の多くが、次の投資でも補助金を使っています。採択後の手続きまで見通した計画にしておくと、次につながります。

御社の計画がどの補助金に合うか、採択に近づく書き方はどこかは、専門家に無料で相談できます。公募要領の確認から申請サポートまで、同じ担当が伴走します。

よくある質問

2026年上半期に公表された補助金の採択率はどれくらいですか?

2026年4月1日から2026年9月30日までに公表された主要7制度・13回の採択結果を合わせると、応募33,745件に対して採択15,596件で、採択率は46.2%です。制度ごとの差が大きく、ものづくりの23次は35.1%、成長加速化の2次は25.6%でした。

出典:各制度の事務局・中小企業庁「採択結果」と公式の採択者一覧をGrantiaが集計(2026年10月14日集計)

補助金の採択数がいちばん多い都道府県はどこですか?

公式の採択者一覧を数えると、主要7制度の合計で多い順に東京都(28,069件)、大阪府(18,009件)、愛知県(15,053件)です(2026年10月14日集計)。47都道府県すべての数は「補助金の採択データ」の表で見られます。

出典:各制度の事務局・中小企業庁「採択結果」と公式の採択者一覧をGrantiaが集計(2026年10月14日集計)

個人事業主でも採択されていますか?

はい。小規模事業者持続化補助金では、採択142,315件(第1回〜第19回)のうち51.8%にあたる73,699件が、法人番号のない事業者(その多くは個人事業主)です。ほかの補助金は採択のほとんどが法人です。

出典:各制度の事務局・中小企業庁「採択結果」と公式の採択者一覧をGrantiaが集計(2026年10月14日集計)

2つ以上の補助金に採択されている会社はどれくらいありますか?

法人番号で照らし合わせると、7制度のいずれかに採択された法人122,375社のうち10,607社(8.7%)が、2つ以上の補助金に採択されています。持続化補助金とものづくり補助金の両方に採択された会社は3,524社です。

出典:各制度の事務局・中小企業庁「採択結果」と公式の採択者一覧をGrantiaが集計(2026年10月14日集計)

このレポートの数字はどこから来ていますか?

応募数・採択数は各制度の事務局と中小企業庁が公表した採択結果、都道府県・テーマ・法人の割合は公式の採択者一覧(PDF)を当社ですべて数えたものです(集計日:2026年10月14日)。採択率は採択数÷応募数で当社が計算しています。出典を書けばCC BY 4.0で自由に使えます。

出典:各制度の事務局・中小企業庁「採択結果」と公式の採択者一覧をGrantiaが集計(2026年10月14日集計)

データの集め方と出典

  • 応募数・採択数は、各制度の事務局と中小企業庁が公表した各回の採択結果の数字です。採択率は採択数÷応募数で当社が計算しています。
  • 都道府県別・テーマ別・法人の割合・制度をまたいだ数は、公式の採択者一覧(PDF)を公開されているすべての公募回について当社で数えたものです(集計日:2026年10月14日)。数え方の細かな注意は補助金の採択データにまとめています。
  • 公式の採択者一覧に新しい回が出ていないかを毎日確認しています(最終確認日:2026年10月17日)。
  • この版のURLは変わりません。次の版(年度の上半期は4〜9月、下半期は10〜3月に公表された採択結果)は別のURLで公開し、この版の数字は公開時点のまま残します(採択者一覧の集計値は、数え直すと更新されます)。

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これからの公募に備える

このレポートは、これまでの採択の振り返りです。これから申請する補助金の対象・上限・締切と申請の流れは、ガイドブックにまとめています。