承継を機に包装を機械化し、新しい菓子づくりの時間を生む
有限会社銘菓処笑福堂
成果生産量が約1.2倍になり、残業も抑えられた。
| 事業者名 | 株式会社種工匠土田 |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 |
| 業種 | 最中種(もなかの皮)の製造 |
| 従業員数 | 25人 |
石川県で最中の皮をつくる会社で、従業員は25名いる。和菓子業界が縮み、コロナ禍の影響も重なるなかで事業を続けてきた。
前社長は高齢になって時代の速さについていくのが難しくなり、若い経営者に代わる時期だと考えた。
2018年ごろから息子の専務に経営や営業、経理などを少しずつ任せ、2023年4月に同じ会社のまま代表権を引き継いだ。補助事業では、最中の皮の技術を生かした洋菓子向けモナカを量産するため、専用の焼成機を入れた。
抱えていた課題
やったこと
事業承継・M&A補助金
和菓子業界の縮小と代替わりの必要性を明示し、60歳過ぎからの段階的な役割移譲と2023年の代表権承継という具体的な経緯で目的と必要性が明確。
2018年ごろからの権限移譲、2023年4月の代表権交代、焼成機メーカーとの協力、手作業と専用機を組み合わせた量産ラインと、実施の流れが具体的で実現性が高い。
洋菓子向けモナカという新たな柱ができ経営の安定につながると述べられている。売上や利益の数字はないが、増加の見込みは読み取れる。
若い専務への経営交代と、有名パティシエとの共同開発による新商品の量産体制づくりにより、和菓子縮小後も成長させる計画が具体的に示されている。
補助金・助成金
手作業が多く人手不足に苦労しているため、人が行う作業をできるだけ機械化・IT化し、従業員の負担を減らして長く働ける職場にする。業界で後継者不足による廃業が進むなか、生産効率を上げ、新しい顧客に安定して届けられる体制を整える。
直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。
最新の公募を見る有限会社銘菓処笑福堂
成果生産量が約1.2倍になり、残業も抑えられた。
株式会社能作✓ 経産省などの認定・選定
成果自社になかった宝石の調達や仕上げの技術を取り込み、2社の技術を組み合わせたジュエリーブランドの開発が進んだ。
株式会社和田挽物✓ 経産省などの認定・選定
成果精密部品の分野へ進む土台ができ、地元の品質管理認証を取得。
マルシン機工株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果大きな鋼板の曲げ作業が4名から2名になり、加工時間は約7割減った。
株式会社やまと蜂蜜✓ 経産省などの認定・選定
成果年商は事業承継のときと比べて約2倍に。申請で作った事業計画が、その後の経営計画の軸になった。
城山工業 株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果部品の運搬が2名体制から1名体制になり、人の運搬が不要になった。