検査をデジタルの測定器に替え、品質の安定と新しい受注をめざす

三和精工株式会社✓ 経産省などの認定・選定

成果これまで見つけられなかった不良を検出できるようになり、出戻りが減った。

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この事例のポイント

  • 承継を見すえて2019年に取締役に入り、前代表と連携して経営してきた。
  • 人材不足のなかで、効率化によって業務を平準化し、品質をそろえる取り組みを続けている。
  • 最新のデジタル測定器で検査の体制を刷新し、新しい分野からの受注をめざした。
  • 測定結果のデジタルデータを製品と一緒に納められるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名三和精工株式会社
所在地茨城県
業種部品の製造
従業員数10人

事業の経緯

茨城県の製造業で、従業員は10名いる。将来も事業を続けるため、承継を見すえて2019年に前代表の長女の配偶者である現代表が取締役に就き、前代表と連携して経営してきた。

前代表の年齢と、現代表が会社をまとめる力を十分につけたことから、2022年12月に代表を交代した。

人材が足りないなかでも効率化で生産性を上げる取り組みを続けている。補助事業では、アナログだった検査工程をデジタルの測定器に替え、検査の質と効率を高めた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 将来の存続と代替わり将来も事業を続けるため、承継を見すえて2019年に現代表が取締役に就き、前代表と連携して経営してきた。前代表の年齢と、現代表が会社をまとめる力を十分につけたことから、2022年12月に代表を交代した。
  • アナログの検査工程検査はアナログの方式で行っており、人材が足りないなかで業務の平準化と検査品質の安定を両立させる必要があった。

やったこと

  1. デジタル測定器の導入デジタルデータに対応したディスプレイ付きの測定顕微鏡と輪郭形状測定器を入れ、アナログだった検査工程を刷新した。技術を身につけるため、設備の講習も行った。

補助金を使った経費

事業の効果

  • 検査の精度と再現性が上がり、これまで見つけられなかった製品の不良を検出できるようになった。出戻りが減り、信頼も高まった。
  • 顧客の要望に応じて、測定結果のデジタルデータを製品と一緒に納められるようになった。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.5 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的承継を見すえて2019年に取締役に就任し、前代表の年齢と現代表の力量から2022年12月に代表交代したと具体的な経緯が示されている。
  • 4
    事業の継続2019年からの取締役期間を経て代表を交代し、人材不足のなか業務平準化を続けるなど、承継後も事業を継続・成長させる体制が具体的に示されている。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    承継を見すえて2019年に取締役に就任し、前代表の年齢と現代表の力量から2022年12月に代表交代したと具体的な経緯が示されている。

実現可能性3.0
  • 計画の具体性と体制3

    取締役就任から代表交代までの段取りと、設備導入・講習の実施が書かれており、計画として実行されてきた事実がある。

収益性3.0
  • 売上・利益の見込み3

    新しい分野からの受注をめざすと書かれ、出戻りの減少と信頼向上にも触れているが、売上や利益の数値増加は示されていない。

継続性4.0
  • 事業の継続4

    2019年からの取締役期間を経て代表を交代し、人材不足のなか業務平準化を続けるなど、承継後も事業を継続・成長させる体制が具体的に示されている。

受けた国の認定・補助金

認定・届出

補助金・助成金

  • 事業再構築補助金(第8回)中小企業庁・2,000万円

事業者の声

人材不足の情勢でも効率化によって生産性を向上する取組を継続的に行っており、業務平準化と品質の統一を進めることができている。

茨城県の部品の製造(従業員10名)
出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

検査内容の見直しとマニュアル化、検査データの蓄積と結果のフィードバック、情報共有の仕組みをつくり、検査体制を強める。売上の目標を達成するため、既存の取引先に加えて新しい分野への販路を広げていく。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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