多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社ニシモト
成果他の同型機と比較して10%程度作業性が高い
| 事業者名 | 株式会社ニシモト |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 倉敷市 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 1,200万円 |
| 設立 | 1980年 |
1936年(昭和11年)ではなく創業は昭和47年とされる同社は、昭和57年頃から機械加工での自動車治具の製造に参入した。現在は自動車治具を中心に、産業機械や工作機械の部品も製造している。自動車治具は自動溶接ラインで使われ、ドアパネルや車体を正しい位置に固定する役割を担う。治具の品質と精度は生産コストや車の品質に大きく影響する。
抱えていた課題
やったこと
対話型NCフライス機を導入し、新人を補充した。この機械はプログラム入力と加工を一人で行えるため分かりやすく、マシニングセンターより早く使えるようになる。新人を対話型NCフライス機の担当にし、ベテラン作業員は組立・調整ラインに配置した。導入機はひと回り大きなサイズの加工ができ、同型機と比べて作業性が約10%高い。
対話型NCフライス機の導入により、ひと回り大きなサイズの加工が可能になり、作業性が高まった。その結果、生産性が確実に向上し、受注も再開した。また製造工程でのトラブルが減り、時間短縮につながった。新人とベテラン作業員の配置転換により、機械加工のマルチスキルを持つ人材を育てる体制づくりも進めている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1957年頃から機械加工で自動車治具に参入し、現在も中心事業とされており一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
溶接から機械加工、組立、検査までの一貫生産体制や熟練作業員が強みとして挙げられ、取引先から納期短縮の要求が強いと書かれている。
切削精度低下や修正・調整工数の多さを課題として明示し、対話型NCフライス機導入と新人配置で解決を図ったと具体的に書かれている。
作業性が他の同型機より10%程度高いとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、実現可能性の判断材料は少ない。
新人を補充し、ベテランを組立・調整ラインに配置する体制変更が具体的に書かれており、人材面の遂行体制が読み取れる。
小ロットのオーダーメード治具で、取引先からの納期短縮要求が強いという顧客ニーズは読み取れるが、選ばれる理由の整理は薄い。
導入から受注再開までの流れは書かれているが、中長期の検証やスケジュールに関する記述は見当たらない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
自動車治具は一般的な分野だが、小ロットのオーダーメードである点が示されるのみで、高付加価値化の水準は明示されていない。
公開情報では判断できません。
生産性向上で受注が再開し、トラブル減少で時間短縮につながったと書かれるが、投入額と効果の数値比較はない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
岡山県倉敷市の企業であることは書かれるが、地域特性を活かした雇用創出や地域成長への言及はうかがえる程度にとどまる。
機械加工の業界全体が人手不足で、一人前の職人に育てるのが難しい時代。ものづくりの基盤が揺らいでいる中、設備投資と人材育成にしっかりと取り組み、その基盤を支えていきたいと思っています。
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
ジルコニア素材の技工物をCAD/CAMで設計し、最終形態に近い形状に削り出したうえで、焼結・着色・最終仕上げまでを自社で行う体制を構築した。
効果:総作業時間 286分→256分